Number_iへ禁断の「キンプリ」の話題ぶっこんだ先輩“辞めジャニ”に反響　アイドル時代から貫く後輩への“気遣い”

 

　5月12日、平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太による3人組グループ「Number_i」が、ラジオ番組『THE TRAD』（TOKYO FM）に出演した。番組内での先輩“辞めジャニ”からの“ぶっこみ”が、話題を呼んでいる。

 

「上質な音楽を、じっくり味わう。」をコンセプトに、架空のレコード店を舞台にした同番組は、元「SMAP」の稲垣吾郎が、月・火曜日のメインパーソナリティを務める。この日、ゲスト出演したNumber_iとは初共演となった。

 

「平野さんらは、2018年から2023年までKing ＆ Prince（以下、キンプリ）のメンバーとして活動後、グループを脱退し、旧ジャニーズ事務所も退所しました。現在は、滝沢秀明さんが代表を務める芸能事務所『TOBE』で、Number_iとして活動しています。一方、稲垣さんは2016年末にSMAPが解散し、2017年に事務所を辞めたので、旧ジャニーズ時代、平野さんたちとの接点はありませんでした。

 

　しかし、稲垣さんは『以前、音楽番組のとき、楽屋にごあいさつに来てくれたんです』と語っていました。2024年9月、稲垣さんと草彅剛さん、香取慎吾さんの3人が音楽番組『with MUSIC』（日本テレビ系）に出演した際、Number_iも出演していたので、楽屋あいさつはこのときのことだと思われます」（スポーツ紙記者）

 

　かつての後輩とじっくり話せるとあって、この日の放送で稲垣は「勝手な親近感がわいてるんです」と声を弾ませた。2024年にリリースしたNumber_iのフルアルバム『No.I』を聴いた感想や、現在のグループ活動など、話に花を咲かせたが、ファンを喜ばせる話題が飛び出した。

 

【関連記事：Number_i　スノボ・平野歩夢とドキュメンタリー番組でコラボが大反響のワケ…「兄弟説」も浮上したメンバーとの“つながり”】

 

「稲垣さんが、キンプリ時代の曲に関する話題を3人に振ったのです。『僕、平野くんのこと、王子様だと思ってたよ。白い椅子に座ってて』と、キンプリのデビュー曲『シンデラレガール』の印象を伝えていました。また、『紅白にKREVAさんのichibanで出られたとき、ちょっとびっくりした。こういう楽曲が好きで、こういうこともやりたいんだなって』と、2022年にキンプリが『第73回NHK紅白歌合戦』で披露した『ichiban』にも言及しました。『キンプリ』というグループ名こそ出さなかったものの、3人もどこか懐かしく感じている様子がラジオからも伝わりました」（芸能記者）

 

　稲垣が、Number_iに“古巣”での活動に関する話題を投げかけたことに関して、Xでは

 

《吾郎ちゃんの際どいトークが堪らなく良かったw　あんな攻めたコメント、吾郎ちゃんにしかできないよw》

 

《当たり前のようにキンプリ時代の話をさらっと話すから　こっちがそわそわしちゃう勝手に》

 

《普通に紅白のichibanの話し　あの会社にいた大ベテランならではでさすがとしか　そこまで普通のDJは踏み込んでこないもん》

 

《これ吾郎ちゃんにしか言えないよ！、と思って聴いてた》

 

　など、驚く声があがっている。平野ら3人がNumber_として活動して1年経つが、キンプリの話題は“タブー”と見る向きもあったという。

 

「現在もキンプリとして活動する永瀬廉さんと髙橋海人さんは、2024年5月の『with MUSIC』でMCの有働由美子さんから、Number_iに関する話題を振られ、3人について語ったことがありました。一方のNumber_iは、音楽番組などでもキンプリ時代のことについて言及することはなく、MCからそうした話題を振られることもなかったのです。真正面から“キンプリネタ”をぶっこんだのは、稲垣さんが初めてかもしれません。それだけに、今回のトークを新鮮に感じるファンもいたのだと思われます」（前出・芸能記者）

 

　稲垣は、Number_iとキンプリ、両方の活動に言及し、これまでに接点のなかった後輩のことも熟知していた。SMAP時代から、稲垣の後輩に対する“気遣い”が垣間見える場面は聞かれていた。

 

「2010年、SMAPの冠バラエティ番組『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）に、KAT-TUNがゲスト出演したときのことです。当時、SMAPとKAT-TUNはあまり交流がなかったのですが、稲垣さんはKAT-TUNのライブを見学に行ったり、それぞれの仕事をチェックしたりしていることを明かし、SMAPメンバーを驚かせていました。マイペースなキャラクターの印象が強い稲垣さんですが、日ごろから、後輩のことを気にかけていたのです。

 

　今回のNumber_iとの共演でも、3人がキンプリから現在の活動に至るまでを理解したうえで質問していたので、稲垣さんの接し方に、ファンの喜びもひとしおだったことでしょう」（同前）

 

　稲垣にとってもNumber_iにとっても、この日の共演は“ichiban”の思い出になることだろう。