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「びっくりしたし、がっかり」中居正広“反論”へのバービーの辛辣コメントに賛否

5月13日放送の『ひるおび!』(TBS系)内での、バービーの発言が注目されている。
この日同番組では、元タレントの中居正広氏の代理人弁護士が、フジテレビの第三者委員会の報告書について反論した件を取り上げた。コメンテーターとして出演していたバービーは、中居側の反論に関して「すごくびっくりしたしガッカリした」と発言したのだ。さらに、「性暴力って、ただの暴力だったり、強制力があるセクシャルな行為と思っている人もいるかもしれないが、私自身は同意があるかないか、そこが争点だと思っていた」と話した。
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「中居氏側は、『本件には、「性暴力」という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されませんでした』としています。これは、性行為はあったが、暴力行為はなかったという認識だということでしょう。一方でバービーさんは、被害女性がPTSDを訴えている時点で、その性行為は不同意であったと解釈しているんでしょう」(芸能担当記者)
バービーは「暴力性のことを性暴力って言うんだって思っている人がもしいたのであれば、そもそも認識の違い、定義の違いがあった」と指摘し、その結果として「こういうトラブルがあったと思うので、今一度、私達もどういうことがダメで、どういうことならいいのか、認識し直さなければいけない」と続けた。
最後に「こうやって反論を立て続けにしていくと、また被害女性がサンドバッグにされてしまうことが繰り返されるのかなと思うと、とても悲しいです」と、被害女性の心情を心配していた。
この発言に対してXでは《真っ当な見解》《バービーの言う通りだよ。ありがとうバービー。》《中居正広は暴力的な行為が伴う性行為を「性暴力」だと思ってるんだろうな。最初の声明でも、殴る蹴るなどの暴力行為はなかったことを強調していた。同意がない性的行為そのものが暴力なのに》とバービーを支持する人が多数。一方、中居氏を支持する層からは失望が寄せられている状態だ。
「バービーさんは、かねてからジェンダーや性についての言及を多くしてきました。2月には、日本テレビ映画プロデューサーの谷生俊美さんとともに、多様性がテーマの映画について対談しているくらいです。そうした経歴から、女性の人権問題という観点で、今回の中居さんの反論には違和感を覚えたのでしょう。
また、バービーさんが口にした発言で、中居さんの反論と多くの人の間にあった“論点のズレ”が明確になったことで、すっきりした視聴者も多かったはず。バービーさんはコメンテーターとしての株を上げたし、一連の問題においては中居さんの問題意識の薄さが現われました」(芸能記者)
中居氏の反論によって、この性加害問題は今後どのような展開を見せるだろうか。