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ムロツヨシ&佐藤二朗「W主演」で起用した“身内ノリ”監督に不満続出!「好み」理由に“人気女優”を連投の過去も

ムロツヨシと佐藤二朗は福田雄一監督の映画などの“常連”として知られている
5月14日、俳優のムロツヨシと佐藤二朗が主演を務める映画『新解釈・幕末伝』が、12月19日に公開されることが発表された。同作のメガホンをとったのは、『銀魂』『新解釈・三國志』『アンダーニンジャ』など、数多くのヒット作を生み出してきた福田雄一監督。コメディに定評がある監督だが、公開前にして映画ファンからは不満の声が聞こえてくる。
現在から約150年前の幕末の時代を舞台にした同作の主人公は、誰もが知る歴史上の人物だ。
「ムロさん演じる坂本龍馬と佐藤さん演じる西郷隆盛が、日本の未来のために立ち上がり、激動の時代を生き抜く様子をコミカルに描いた“幕末コメディ”になるようです。
有名な江戸時代末期の知っているようで知らない、2人の奮闘と友情が描かれます。監督は福田雄一さんが務め、今作で劇場公開映画20本めの記念作品になります」(スポーツ紙記者)
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坂本龍馬と西郷隆盛に扮した2人のティザービジュアルが公開され、期待は高まっているはずなのだが、Xでは、福田氏がムロと佐藤をW主演としたことに関して、
《役者さん大好きだけど、福田監督は正直お腹いっぱい あの内輪ノリずっと見せられるのはもういいかな》
《ムロツヨシと佐藤二朗と来たらもう福田なのよ。マジ身内ノリで映画作らんで》
《3人の名前だけで胃もたれする…これはきついな》
《このふたりなら見たいと思ったけど、監督がやっぱりそうだろなって思ったので行かないと思う》
など、厳しい声が相次いでいる。今作で“身内ノリ”が指摘されるのは、こんな理由がある。
「ムロさんと佐藤さんは、2009年の福田さんのデビュー作『大洗にも星はふるなり』を筆頭に、2017年の『斉木楠雄のΨ難』や2020年の『ヲタクに恋は難しい』、2024年の『聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメンVS悪魔軍団〜』など、19作もの“福田映画”に出演してきました。
長らく、2人が福田さんの作品を支えてきたのは間違いないですが、常連になったことで、食傷気味になってしまう人がいるのも無理ないでしょう。しかも、今回はムロさんと佐藤さんのW主演なので、3人の組み合わせが際立って見えたのだと思われます」(芸能記者)
福田氏の作品では、ムロと佐藤のほか、山﨑賢人や賀来賢人らも「福田組」だ。かつて監督は、「福田組」の人気女優のキャスティング理由を明かしたことがあった。
「福田組の一人として、橋本環奈さんが多数起用されています。2018年9月のバラエティ番組『ダウンタウンDX』(読売テレビ制作、日本テレビ系)に福田さんが出演した際、橋本さんを起用する理由を聞かれて、『好みだったから』と発言していました。続けて、橋本さんが彼の奥さんと似ていると説明してました。“好み”でキャスティングすることに、当時のSNSでも疑問を抱く声があがっていましたね」(前出・芸能記者)
ムロと佐藤がW主演を務めるのは、今回が初めて。“幕末コメディ”を謳う作品で、2人がどんなやりとりをするか気になるところだが、懸念される点もあるという。
「福田さんの作品では、ムロさんと佐藤さんはアドリブを交えたコミカルなかけあいを見せるのが定番になりつつあります。ただ、こうしたやりとりを多用することに関して、Xでは《2人のいいところを潰している》という指摘も出ているのです。
ムロさん、佐藤さんともにシリアスな演技も評価されているので、福田作品で芝居の幅が狭くなることを心配されているのかもしれません」(前出・芸能記者)
福田氏は、おなじみの2人を起用することに関して、「福田組の風神雷神とか呼ばれてるムロくんと二朗さんですが、僕たち3人は決して馴れ合いの関係ではありません」と、コメントしている。
監督の熱意は、見る人に伝わるといいが……。