エンタメ・アイドル
『新幹線大爆破』ポスターが新幹線、駅構内に続々登場で乗客ビックリ!「怖い」の声押しのけ大ヒットに

話題を読んでいる『新幹線大爆破』に出演する草彅剛、のん
Netflix配信の新作映画『新幹線大爆破』のまさかの宣伝手法が、波紋を呼んでいる。
「『新幹線大爆破』は、1975年に公開された日本映画の名作です。2014年に亡くなった、俳優の高倉健さんの主演作であり、新幹線に爆弾が仕掛けられ、速度が80km/h以下になると爆発するという状況下で繰り広げられる、パニック映画です。1994年のアメリカの大ヒット映画『スピード』のモチーフになった作品といわれています。
今回、配信されているのはリメイク版で、元SMAPで『新しい地図』の草彅剛さんや、のんさんなどが出演しています。監督は『シン・ゴジラ』などを手がけた樋口真嗣さんが務めました」(エンタメライター)
【関連記事:「ネトフリ行きかな」永山絢斗、事務所独立に早くもささやかれる“地上波は厳しい”の烙印…ピエール瀧、唐田えりかと同路線を歩む可能性】
注目の新作だが、まさかの新幹線の車内に宣伝ポスターが掲示されており、X上ではツッコミの声が相次いでいる。
《新幹線に新幹線大爆破の宣伝ってなんか嫌…》
《E5系の車内に新幹線大爆破のポスター貼ってあるの流石にまずいだろ》
《新幹線の車内に新幹線大爆破のポスター貼らないでほしい》
このほか、怯えたように
《新幹線の中に「新幹線大爆破」のポスター無事に帰れますように》
《後ろの新幹線大爆破のPRポスターが気になりますw 実際こんな事があると怖いですよね》
といった声も並ぶ。やはり、新幹線の車内に、爆弾が仕掛けられた新幹線が舞台となっている映画のポスターが貼られるのを、“不謹慎”や“不気味”と感じる人も少なくないようだ。
PR側もこのような声は想定できたことであろう。しかし、あえてポスターが貼られている事情を、前出のエンタメライターが解説する。
「1975年版の映画『新幹線大爆破』は、その内容ゆえ、当時の国鉄から製作への協力を拒否されたエピソードがあります。しかし、今回はJR東日本が特別協力しています。もちろん、通常の新幹線の運行や乗客の安全確保を優先して撮影はおこなわれたため、Netflix側も難しい課題に挑戦し、クリアしたことは間違いありません。
何より『新幹線大爆破』は、爆発を阻止するために鉄道会社の社員や技術者たちが、優れた知恵を出し合う映画でもあるため“不謹慎ではない”と見ることもできるでしょう。ただ、そうした作品の背景までを知らないお客さんにとっては、ストレートすぎるタイトルにポスターだけで驚いてしまうかもしれません」
4月23日に世界同時配信された『新幹線大爆破』は、日本ばかりでなく、世界でも非英語映画として2位を記録するなど、大ヒットとなっている。大胆な宣伝戦略が、批判を押しのけた格好だ。