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永野芽郁「不倫疑惑」で出演辞退ラッシュ…重なる “スキャンダル女優” に見る「復活のヒント」と「分かれ道」

永野芽郁
永野芽郁と田中圭にスキャンダルが取りざたされて、1カ月が経った。これまで変わらず芸能活動を続けてきたが、ついに永野は “仕事を失う” ことになった。
4月23日に「週刊文春 電子版」で、既婚者である田中との不倫疑惑を報じられた永野。2人の所属事務所は、記事の内容を否定したが、混乱はおさまらなかった。
「5月19日、永野さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『永野芽郁のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)の出演を辞退し、番組も終了することが発表されました。また、2026年に出演予定だったNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演辞退も発表されました。
報道前は『サントリー』や『SK-II』など9社のCMに出演していましたが、すべての公式サイトから永野さんの画像やギャラリーが削除されています。永野さんは芸能活動を継続する意向とみられますが、事実上の活動休止という状態です」(スポーツ紙記者)
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ここに来て、永野はラジオ、大河ドラマと “出演辞退ラッシュ” に陥ることに。この状況に関して、Xでは、
《斉藤由貴が数年前に不倫で降板してる前例があるからな》
《斉藤由貴ですら大河は降りたからねぇ。しゃーないな〜》
《斉藤由貴は何回やっても復活してるから、いつか復活できるんじゃない?》
など、女優の斉藤由貴を想起する声があがっている。
1994年に一般男性と結婚した斉藤は、長女で女優の水嶋凛を含む3人の子どもを出産。ただ、2017年8月に本誌「SmartFLASH」が、横浜市内の開業医と “W不倫関係” にあることを報じている。同時期に「週刊文春」でも手つなぎデートする様子をキャッチされた。
このスキャンダルで、仕事にも影響が生じていた。
「当時、斉藤さんはラジオ番組『オールナイトニッポンMUSIC10』(ニッポン放送)の木曜レギュラーを務めていましたが、降板。また、2018年の大河ドラマ『西郷どん』の出演が決まっていたものの、辞退しました。
今回、永野さんがラジオ番組と大河の出演を取りやめたことで、かつての斉藤さんの騒動を想起する人もいたのだと思われます」(芸能記者)
ただ、不倫報道以降も、斉藤の女優としての露出は極端には減らず、近年も、2024年4月期のドラマ『95』(テレビ東京系)や、10月期の『あのクズを殴ってやりたいんだ』(TBS系、以下『あのクズ』)などに出演している。
斉藤が復帰できたのは、永野も学ぶべきかもしれない “分かれ道” での選択が影響しているのかもしれない。
「不倫報道後、斉藤さんは記者会見を開き、不倫関係は否定しつつも『好意はあるから、手をつなぐことはある』と話し、自らの口で “手つなぎ” が不適切だったことを認めました。会見での斉藤さんの言動は批判を集めましたが、説明する場を設けたといえます。
一方で、永野さんは、4月29日の自身のラジオ番組で、リスナーやファン、関係者に向けて約1分間にわたって謝罪したものの、田中さんの家族を気遣うような言葉はなく、疑問を抱く声があがってしまいました。
会見も開かず、自身の口からはっきりした説明もないまま、仕事を辞退したので、不信感を持たれてしまっている状況です」(前出・芸能記者)
また、ここ数年の斉藤の女優業の仕事内容に、永野が表舞台に返り咲く “ヒント” もあるという。
「斉藤さんは2023年のドラマ『いちばん好きな花』(フジテレビ系)で、今田美桜さん演じる娘になにかと干渉する “毒親”、2024年の『あのクズ』でも、新しい彼氏を作っては別れるのを繰り返すダメな母親役など、振り切った演技が評価されています。ある種、スキャンダルによるイメージダウンをうまく女優業に生かしたといえるでしょう。
永野さんも、女優として新たな一面を見せれば、イメージ転換できるかもしれません。
ただ、独身時代からたびたび男性関係を取りざたされた斉藤さんに対し、永野さんはこれまで熱愛報道すらなく、“まじめ” な印象を持つ人も多かったことでしょう。その点、斉藤さんのように振り切るのは、難しいかもしれませんが……」(前出・芸能記者)
永野は、スキャンダルによってついたイメージから “卒業” できるか──。