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橋幸夫、認知症公表の裏で “意外な所属事務所” に驚きの声…有名通販会社は芸能事務所も展開していた!

橋幸夫(写真・共同通信)
1960年代、西郷輝彦、舟木一夫らと「御三家」として人気を博した歌手の橋幸夫が、2022年12月に「軽度」、2024年12月に「中等度」のアルツハイマー型認知症と診断されていたことを、5月20日に所属事務所「夢グループ」の石田重廣社長が記者会見で明らかにした。
「2024年の夏頃、事務所スタッフから『橋さんの言葉がおかしい』『何度も同じことを言う』と教えられたとのことです。
歌詞も間違えるようになり、MCは石田社長がサポートしてきたそうですが、最近はご自身がどこにいるかの認識も難しくなっているということです。
そのため、橋さんの家族から診断書を見せてもらい、公表を決めたそうです」(芸能担当記者)
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石田氏は「何もしなくなると、あっという間に(症状が)進行するんじゃないか」と心配し、今後は医師の指導のもと、活動の継続を助けていくと明かした。橋もそれを望んでいるそうだ。
このニュースが報じられると、橋の病状を心配する声とともに、SNSでは「夢グループ」が「芸能プロダクション」だったことに驚きの声があがっている。
Xにも《夢グループって芸能事務所なんか》《『橋幸夫の所属事務所が夢グループ』の方が驚いた しゃちょ〜芸能事務所もやってたんですかぁ?》《『所属事務所』が夢グループだと知ってひっくり返るくらいビックリした》などのポストが寄せられている。
「事務所所属の演歌歌手、保科百合さんが『社長〜、安くして〜』と甘えると、石田社長が『わかりましたぁ』と応えるテレビショッピングの印象が強いので、多くの方は通販会社だと思っているのではないでしょうか。
しかし、コンサートも企画していて、『太陽がくれた季節』を歌った『青い三角定規』の西口久美子さん、『学生街の喫茶店』を歌った『GARO』の大野真澄さん、『学園天国』を歌った『フィンガーファイブ』の晃さん、ほかにも桑江知子さん、あいざき進也さん、伊藤咲子さんなど、1960年代から1980年代にヒット曲を出した歌手が出演するコンサートを、多いときは月に20回ほど地方で開催しています。おもに60代、70代のシニア層に人気があるんです」(中堅プロダクション関係者)
橋も所属タレントとして、精力的に同グループのコンサートに出演している。
石田氏は「橋さんにはステージに立ち続けていただきたい。橋さんを支え続けていく」と語る。同じ病気の人たちの励みになるはずだ。