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仲野太賀&福地桃子「WEB映画」共演で気になる“二世代つながり”…父親たちは“路上の喧嘩”が出会いの伝説

『ラストシーン』で共演する仲野太賀(左)と福地桃子
日本を代表する映画監督の是枝裕和氏がメガホンをとった短編映画『ラストシーン』が、5月9日よりYouTubeで公開された。
日を追うごとに再生回数を伸ばしているが、それに比例するように、主要キャスト2人の“関係”にも注目が集まっている。
【関連記事:いまや「父が息子の七光り」仲野太賀、逆に“二世っぽさ”が出そうで悩んだ“苗字剥奪”の子役時代】
「もともと『ラストシーン』は『iPhone』の宣伝も兼ねており、今作は全編が『iPhone 16 Pro』で撮影されています。そのことも公開前から注目されていました。
27分の短編映画で主演は俳優の仲野太賀さん、ヒロインには女優の福地桃子さんがキャスティングされています。物語は、仲野さん演じる脚本家の主人公と、福地さん演じる未来から来た主人公の孫の掛け合いが中心。
主人公が今、担当しているドラマの視聴率が史上最低を記録することで、未来では地球上から“ドラマ”そのものが消滅することになる、という問題を避けるため、主人公の孫が脚本の書き直しを依頼するというものです」(スポーツ紙記者)
共演する仲野と福地の演技の上手さはもちろんだが、視聴者から注目されているのは、2人の“つながり”のようだ。
Xには、
《仲野太賀さんと福地桃子さん、ドラマ共演か…。一世風靡?零心会?お父さん達は仲間だねぇ》
《是枝裕和監督の映画ラストシーンの主演が仲野太賀と福地桃子って、一世風靡の組み合わせですね。これ狙ってですかね。》
《「ラストシーン」観ました 中野英雄のご子息 仲野太賀 哀川翔のお嬢様 福地桃子 何とも不思議ですね》
と、2人の父親同士について、言及する声が多く聞かれている。芸能記者は話す。
「2006年に中学生でデビューした仲野さんの父親は、俳優の中野英雄さんです。デビュー当初はそのことを公にしておらず、世間から俳優として注目された後に、父のことを自ら公言するようになりました。
一方の福地さんも、本名で活動していますが、父親がVシネマでの活躍で知られる哀川翔さん、母親も女優の青地公美さんという芸能一家です。
哀川さんと中野さんといえば、 1980年代に活動した男性路上パフォーマンス集団『劇男一世風靡』のメンバー同士です。そのことを知っている人々も多いでしょう」
中野は柳葉敏郎の“付き人”を経て、「一世風靡」に加入しているが、そのきっかけとなったのが、哀川だという。前出の芸能記者が続ける。
「18歳で『一世風靡』に加入しましたが、哀川さんと出会ったのは、16歳のころ。きっかけは、中野さんと哀川さんの路上での喧嘩だそうです。今では考えられない伝説的な逸話ですが、中野さん自身が明かすところによると、喧嘩の結果は“瞬殺”だったそうです」
現在、中野は60歳、哀川は63歳。喧嘩での出会いから、44年後に子供同士が演技でぶつかりあうとはーー。