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【YOSHIKIも困惑の過去】日テレ、ダンス版『M-1』で“謎の低得点”つけた「一流女性振付師」に視聴者からの違和感続出

第1回大会から『THE DANCE DAY』の特別審査員を務めているYOSHIKI
5月20日、日本テレビ系の特別番組『THE DANCE DAY』が放送された。ダンスナンバーワンを決定する番組は盛り上がりを見せたが、ある審査員に不満を抱く声が続出している。
総合司会を井上芳雄、進行を日本テレビの水卜(みうら)麻美アナウンサーが務めた同番組は、優勝賞金1000万円をかけて、プロ、アマチュア、年齢を問わず、国内外のダンサーがチームを作り、さまざまなジャンルから“ダンスNo.1”を決めるもの。
「2022年に第1回大会が放送されて以降、海外のアーティストも参戦し、第3回の2024年は韓国のボーイズグループ『JINJO CREW』が優勝するグローバルな大会になっています。第4回となる今回は、特別審査員の『X JAPAN』YOSHIKIさんを筆頭に、ダンサーのTAKAHIROさん、DA PUMPのKENZOさん、東方神起のユンホさん、ダンサーの仲宗根(なかそね)梨乃さんなど、豪華な審査員がそろいました」(スポーツ紙記者)
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審査については、審査員が1人100点満点で採点し、その合計点で争う。最初のラウンドの上位7チームが最終ラウンドに進出し、そこで得票が多かったチームが優勝するという方式は、毎年恒例の漫才コンテスト『M-1グランプリ』を模したような形だ。
選りすぐりのアーティストが一堂に会し、華麗なパフォーマンスでスタジオをわかせた。白熱した大会の模様が放送され、魅了される視聴者も多かった。
しかし、放送直後から、Xでは
《仲宗根って人は審査員に向いてない気がする 自分の感性は大事だろうけどなんか好みだけで点数つけてそうで可哀想》
《もうダンスでの評価じゃない点数付ける審査員なんていらんよ 極端過ぎ》
《仲宗根梨乃さんの得点の付け方はあれかな?若い人ががんばってるのが好きとかそういう基準なんだろうか??》
《審査員から外した方が良くね?他の人と明らかに採点基準違うとしか思えない》
など、審査員のひとりである仲宗根に、不満を抱く声が見受けられてしまった。
現在、45歳の仲宗根は、2008年に韓国の男性グループ「SHINee」の振付を務めて以降、少女時代、東方神起、BoAなど、名だたるアーティストの振付を手がけてきた。
ただ今回、彼女の審査基準に疑問を持たれてしまったようだ。
「LDHの10人組グループ『THE JET BOY BANGERZ from EXILE TRIBE』や、ダンスインストラクターのSORAさんと土屋桃子さんによる男女混合デュオ『Core(コア)』のパーフォーマンスに対し、ほかの審査員が100点や98点と高得点をつけるなか、仲宗根さんだけそれぞれ95点、93点と低い点数をつけていたのです。彼女なりの基準もあったのかもしれませんが、極端にほかの審査員と点数が離れていたため、違和感を持たれたのでしょう」(芸能記者)
出場者のパフォーマンス後、審査員が点数をつけ、水卜アナが高得点をつけた審査員にその理由を聞くという流れだった。仲宗根もコメントを求められる場面があったのだが……。
「ほかの審査員は、ダンスの細かい技術について評することが多かったです。一方、仲宗根さんは、小学生から高校生による世界的ダンスチーム『kirameki☆glitter(キラメキ グリッター)』について『空気を変えるパフォーマンス』と表現したり、11人組ダンスグループ『Rht.』を『童心を見せている』『(技術が)ひとりずつやべぇ』と評したりするなど、やや抽象的な表現が目立ちました。視聴者からすると、彼女がどこを評価したのか伝わりにくかったのかもしれません」(同前)
今回で4回めの開催となったこの大会だが、かねてから、審査する側も採点には頭を悩ませていたようだ。前出の芸能記者が続ける。
「2022年の第1回大会でも特別審査員を務めたYOSHIKIさんは、コメントを求められて『もう、よくわかんない』と苦笑いし、『何を採点していいのか。逆に、みなさん、どうですか?』と、ほかの審査員に意見を尋ねていました。
大会のルールは『楽しませた人の勝ち』とされており、ダンスの技術はもちろん、エンターテインメント性も重視されるようです。しかし、ブレイクダンスやヒップホップなど、多種多様なジャンルのパフォーマンスを得点化するのは難しいのでしょう。そもそも、採点基準の分かりにくさにモヤモヤする人もいるのだと思われます」
“ナンバーワン”を勝ち取ることはもちろん、決める側も簡単ではないようだ。