エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

『あんぱん』が“名物企画”で特集からわかるNHKの“注力”前作の“ワースト朝ドラ”との格差が浮き彫りに

エンタメ・アイドル
記事投稿日:2025.05.22 17:25 最終更新日:2025.05.22 18:57
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
『あんぱん』が“名物企画”で特集からわかるNHKの“注力”前作の“ワースト朝ドラ”との格差が浮き彫りに

朝ドラ『あんぱん』(NHK)で主演を務める今田美桜

 

「アンパンマン」を生み出した、やなせたかしさんと小松暢さん夫婦の生涯を描いたNHKの連続テレビ小説『あんぱん』。戦前、戦中、戦後と激動を生き抜いたふたりの生涯を描く。今は戦時下の混乱が放送され、近しい人物の戦死が知らされるなどして、お茶の間の涙をさそっている。5月21日放送分の平均世帯視聴率は15・2%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と、数字は堅調に推移している。

 

「NHKとしては視聴率20%に近づきたいというのが本音でしょう。そのための起爆剤の一つなのか、5月26日には同局のドキュメンタリー番組『100カメ』で、撮影現場密着取材が放送されます。

 

 この番組は話題の場所に100台の固定カメラを設置。その様子をMCのオードリーがウォッチしながら感想を述べるという内容です」(芸能担当記者)

 

 

「100カメ」の番組公式XにはTシャツでノーメイクに近い今田美桜が登場。「あ~いよいよだ~」と今田が苦笑しながら土佐弁の指導を受けている場面や、収録の合間に阿部サダヲがメイクをする様子などの動画がポストされている。

 

「100台のカメラによる撮影素材が分割で映し出されると迫力があります。朝ドラの撮影がどのように行われているのかがわかり、撮影の合間に交わされる出演者の会話も含めてとても興味深いですね。

 

 NHKの公式ホームページには《1話15分×週5回×半年間の大長編ドラマを撮影するノウハウも公開》とありますが、まさにその言葉通りの内容です」(前出・芸能担当記者)

 

 同番組が朝ドラを特集するのは今回が初。NHKが『あんぱん』に期待をしていることの証だろう。

 

「同番組は、現在放送中の『べらぼう』も特集しました。3月末に放送したうえで6月には59分に拡大した“完全版”も放送されるようです。100台のカメラを仕掛けるわけですから、撮影にはかなりの労力が必要でしょう。だからか、大河ドラマや朝ドラでも全部の作品で特集するわけではありません。

 

 今回の『あんぱん』が特集されることで、引き合いに出されてしまったのが前作の朝ドラ『おむすび』です。橋本環奈さんがヒロインを演じましたが、平成のギャル文化を扱った点が共感されなかったのか視聴率は大コケ。全125回の世帯の平均視聴率は13.1%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と歴代ワーストを記録してしまいました。残念ながら、『おむすび』が『100カメ』に特集されることはありませんでした」(芸能記者)

 

 その代わりなのか、『100カメ』では「朝ドラ『おむすび』でも話題 ギャルマインドは世界を救う!?」と題してギャル雑誌『egg』を特集。また、2024年末には橋本環奈を『プロフェッショナル 仕事の流儀』で密着した。だが、『おむすび』ファンからはやはり、撮影現場全体を特集する『100カメ』を作ってほしかったという声も多い。Xではこのような落胆が聞こえてくる。

 

《おむすびのパラパラ回とかも100カメ見たかったな》

 

《ふーん、100カメでぱんの世界を密着するんだってさ。それならおむすびのパラパラとか、ブギウギのレビューとかいろんな撮影風景が観たかったよ。》

 

《今度朝ドラ初100カメやるんだね 怖いもの見たさで (『おむすび』の)100カメを見てみたかったかも》※()内は編集部補足

 

『100カメ』で『おむすび』を取り上げていたら、視聴率は上向いていたかもしれない!?

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る