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【『ハウル』以来の共演】木村拓哉 倍賞千恵子を虜にした“ノリノリ撮影”、息ぴったりな舞台裏明かされる

木村拓哉
《ハウルとソフィーの2人旅だ!」》
5月22日、山田洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』(11月21日公開)の情報映像が公開されると、SNSには冒頭のようなポストが殺到した。
「作品で倍賞千恵子さんと木村拓哉さんが共演していることから、2004年公開のスタジオジブリのアニメ『ハウルの動く城』を思い出した映画ファンが多かったのです。『ハウル~』では、倍賞さんが帽子屋の少女ソフィー、木村さんが魔法使いのハウルの声を担当しました。実はお二人が実写で共演するのは、今回が初めてなんです」(芸能担当記者)
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Xには《ハウルとソフィーが生まれ変わってまた出逢ったのかと思っちゃう》《お二人のお声を聴いてなんだかとっても心が温かくなったと思ったら、 ハウルとソフィーじゃぁぁん》など楽しみにするポストが多くあがっていた。
『TOKYOタクシー』は、2024年に日本アカデミー賞外国作品賞を受賞したフランス映画『パリタクシー』(2022年制作)が原作。木村が演じるのは、さえない日々を送る個人タクシー運転手。そのタクシーに、倍賞演じる85歳の女性が、偶然乗りあわせる。
東京の葛飾区・柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設まで送るなかで、最初こそそっけないドライバーと頑固そうな老婦の客という関係だったが、次第に打ち解けるなかで、自らの壮絶な過去を語り、ドライバーの心が揺さぶられていくストーリーだ。
「木村さんが山田監督の作品に出演するのは、2006年の主演映画『武士の一分』以来、実に19年ぶりのことです。
しかもお相手は山田映画の“絶対的存在”の倍賞さん。撮影開始当初、木村さんの緊張は相当なものだったそうです」(同前)
しかし撮影が進むにつれて、息もぴったりに。作品の公式サイトでは、倍賞が「じっくり向き合うことで、その奥にある豊かな才能が次々と出てくる方なので、お芝居していてとても楽しかった」と絶賛すれば、木村も「倍賞さんと共演させていただき、その1つ1つの工程が楽しかったです」と感謝の言葉を述べた。
「倍賞さんは木村さんについて『撮影がうまくいくとハイタッチをして』と明かしています。いかにも、長年スターとして活躍してきた木村さんのノリですよね(笑)。“キムタクのノリ”は、大御所女優も虜にした様子です」(同前)
木村が大御所の隣でどんな演技を見せるのかーー。