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中居正広「守秘義務解除」めぐり明かされた「2週間での心変わり」…残る道は泥沼の“徹底抗戦”

女性とのトラブルが報じられた中居正広
5月22日、フジテレビの第三者委員会は、中居正広の弁護団から請求された証拠の開示を拒否した。「性暴力」認定への反論に対しても、「認定は適切だった」との見方を示している。
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「しばらく動きのなかった中居さん問題ですが、12日、突如中居さん側から第三者委員会への反論が発表されました。弁護団が事情聴取をおこなった結果、強制的な性行為の実態は確認できなかったと主張。さらに、守秘義務解除をめぐる委員会側の説明にも不備があると指摘しています。
報告書では、被害女性Aさん側から守秘義務解除に応じるという話があったものの、中居さん側が応じなかったという説明がなされていました。しかし、今回の声明文によると、調査の段階で、中居さんが当初、守秘義務解除を提案したものの、委員会側から『密室で何がおこなわれたかが直接の調査対象ではない』と回答され、拒否された。6時間にわたるヒアリングに応じたものの、発言内容がほとんど反映されていないとも主張し、証拠開示を求める“反撃”に打って出ました」(芸能記者)
だが、第三者委員会は、中居側の反論を「主観的な印象」と断じ、あらためて「性暴力」認定した経緯を説明した。そのなかで、守秘義務解除をめぐり、当時の中居側とおこなったやり取りを開示している。
第三者委員会の声明によれば、中居の当時の代理人弁護士は、今年の1月31日、第三者委員会に対し、守秘義務解除に前向きである姿勢を示したという。この段階で、委員会側から中居側に「第三者委員会は、2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象ではなく、その前足と後足が大事と考えております」と説明したメールを送っていると明かした。
だが、2月12日・15日には、一転して中居側が守秘義務解除に否定的な姿勢を示し始めたという。
「委員会との交渉と並行し、被害女性Aさん側と中居さん側で、直接守秘義務解除をめぐる交渉がおこなわれていました。しかし、12日には、中居さん側から委員会に対し、守秘義務の全面解除を断ったという内容が伝えられます。『先方の守秘義務の履行については懸念するところがある』というのが理由です。約2週間ほどで、中居さん側の態度が硬化し、心変わりした様が見て取れます。
15日には、『全面的な守秘義務解除をした場合、貴委員の事情聴取だけでなく、その他の場面での情報開示の可能性があると考えています』として、『守秘義務の全面的な解除まではする必要はないのではないでしょうか』と及び腰になっていく様が読み取れます。最終的には、2月21日、ヒアリングには応じるとしつつ、守秘義務は解除しないという回答が送られてきたといいます」(芸能記者)
結局のところ、守秘義務を解除しなかったのは、中居側の都合ということになる。もつれにもつれた騒動の行方に、Xでは、「すべてを開示してくれ」と求める声が後をたたない。
《中居正広オジが、なんだかんだ騒いでたけど、結局、開示を拒否したんじゃん。。性暴力という表現を覆したいなら、すべての経緯を公表してくれ。》
《中居氏とA子さんのLINE・メールのやり取りを全部時系列で出せばいいと思う 事前事後も全て 室内で何があったかは無理やりなのか合意の上なのか判断しようがない 2人ともこうなるとは思ってないんだから当時の文面は客観性があると思うけど・・》
「ここまでくると、中居さんが名誉を回復するには、記者会見を開くなりして、自分の言葉で当時のことを説明するしかない。結局、当日に何が起きたのかわからない以上、世間は現時点で出ている情報で判断するしかありません。その点では、すでに第三者委員会の報告書によって、中居さん側に悪印象がついてしまっています。世間に訴えたいことがあるのであれば、中居さん自身が口を開くほかないのでは」(芸能記者)
本人が口を開く日は来るのだろうかーー。