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舞台『ハリー・ポッター』開演15分前に急遽中止「また?」集まる非難…打つ手はなかったのか?

大人気の舞台ハリーポッター(写真・公式サイトより)
5月22日、東京・TBS赤坂ACTシアターで上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の急遽中止が発表された。この日、昼の12時15分に開演する予定だったが、開演の15分前に突然の中止となったのだ。
公式サイトでは、「5月22日(木)12:15公演中止の報告とお詫び」と題する文章が公開。中止の理由について、「公演関係者の体調不良により本日5月22日(木)12時15分の公演をやむを得ず急遽中止とさせていただきました」と述べた。
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今回のチケットについては、5月27日から各種販売サイトを通じて払い戻しが可能となっている。
開演も15分前であればほとんどの観客が席につき上演を心待ちにしている時間だろう。あまりにも突然すぎる中止には、運営側の対応に疑問の声が多数上がっている。
《また?前も直前の中止あったよなハリーポッターの舞台》
《中止決定や告知が遅すぎやしないかな。お金も時間も無駄になっちゃうじゃないか》
《15分前ってちょっと酷いね。代役も立ててなかったのか》
《チケット代だけじゃなくそこまでかかった経費も全て返金だろこれ》
《あのコロナ禍の暗黒時代を経て、何も学んでいないのか?》
と、Xでは厳しい声が並ぶのだ。
同舞台は2022年7月に開幕しロングラン公演となっているが、過去にも突然の中止はあった。2022年8月、「上演に携わる関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認された」との理由で、12公演の中止が当日発表されたのだ。
それから約3年が経ち、再び同じ騒動が起きてしまった。何か対策できることはないのか。芸能プロ関係者がこう話す。
「もちろん出演陣はプロですから、体調管理は誰もが気をつけているはず。さらに同作品では、ハリー・ポッターや、ハーマイオニーなど主役級は4〜5人ほど交代で出演しています。しかし、役によっては代役がいない場合もあります。また、豪華なキャスト陣ですから、他の仕事を抱えているなどで、すぐには代わりが見つからないこともあるでしょう。
ただ、中止するならできるだけ早く知らせたうえで、事情をきちんと説明するのが重要です。それも『体調不良』とひと言ですませるのではなく、いつ判明し、どんな病態なのかを説明すれば、納得が得られるでしょう。X上でも声があがっているとおり、観劇するために遠方からやってきて宿泊している客もいます。少しでも丁寧に説明してあげることが、誠意のある対応といえるでしょうね」
3度目がないことを願いたい。