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清水ミチコ悩む「年上好きだからモノマネ相手がどんどん高齢化」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.02.23 16:00 最終更新日:2018.02.23 16:08
ものまねタレントの清水ミチコと作家の阿川佐和子が、2月11日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した。
清水は、黒柳徹子、桃井かおり、デヴィ夫人などのものまねで有名。音楽の才能にもあふれ、矢野顕子やユーミンなどミュージシャンたちのものまねも長年披露し続けてきた。
番組で清水は「女性の憧れみたいなところがあるよね、黒柳さんとか。(ものまねは)憧れないとできない。尊敬とか」と発言。
プライベートでも仲がいいという阿川は、「前からミッちゃんは『自分が好きだったり、魅力的だと思っている人しかモノマネしない』って。だから私の真似してくれないの(笑)」と、清水のモノマネ哲学について解説する。
清水は最近、こんな悩みがあるという。
「年上の人が好きだから、デヴィ夫人とか。若い人に目がいかなくて(ものまねする相手が)どんどん高齢化していく。それがちょっと悩みなんですよ」
2017年10月27日付けの朝日新聞のインタビューで、清水はものまねする相手を選ぶ基準について、「私はやっぱり『権力を持つ女性』になるのが大好き。瀬戸内寂聴、ユーミン、黒柳徹子さんなど、権力じゃないな、オーラというか、格が違う人。愉快なだけじゃなくて、とってもおいしい」と明かしている。
そんな清水は「私はなぜかモノマネしてきた方とのやりとりが頻繁です」と、2017年4月28日付けの朝日新聞で明かしている。清水の十八番と言える、黒柳徹子とはこんなやりとりがあったという。
「先日『徹子の部屋』に出たのですが、黒柳さんはいつも私の衣装をジッと見てくれます。この日もそうでした。いつかは、『それ、面白いデザインね〜!』と、触りながら誉(ほ)めてくださるので、『もしかして、私のお古になりますけど、いりますか?』と聞いてみたら、『いいの!?』と、無邪気なお返事が返ってくるではありませんか。しかも後日、本当に着てくださってました。可愛い。なんだか笑ってしまいました」
清水によると、ものまねされた側から、する側に豪華な着物がプレゼントされた美談はよく聞くが、逆のパターンはあまりないという。
ちなみに、清水はものまね習得法として「ものまね対象者の著作物は猛烈に読みます。スポーツ新聞のちっちゃい記事までチェックしますから」と、2005年9月4日付けの日刊スポーツのインタビューで語っている。
繰り返し「相手を好きにならないといいものはできません」と芸の極意を明かしている清水。そんな彼女の姿勢が、ものまねされた側の人間にもしっかりと伝わっているのだろう。