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GACKT「富士山遭難」救助ヘリの有料化を支持「救助する側も命懸け」…自ら操縦訓練してリスクを周知させる “超人” ぶり

GACKT
タレントのGACKTが、5月27日、Xを更新。山梨県が富士山の遭難者のヘリコプター救助の有料化を検討しているというニュース記事を引用し、持論を展開した。
《閉山中の富士山で、無謀な登山による遭難が相次いでいる。救助に出るヘリの燃料費は1時間で40〜50万円。これは金額の問題だけの話じゃない。救助する側も命懸けだってことを理解しなきゃならない》
GACKTは、自分もヘリコプターの操縦訓練を受けており、山では乱気流に巻き込まれ、墜落することも珍しくない、救助する側も命懸けだ——と、その危険性を指摘。続けて
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《登山を仲間と楽しむのはいい。家族と会話を交わしながら登るのもいい。だが、閉山中となると話が別だ。そこには明確な「禁止」の理由がある。ルールを守った上で楽しむのが筋だろ?それを破っておいて、いざとなったら他人に命を懸けさせる。おかしくないか?》
と、疑問を呈した。そして
《どれだけ準備をしていても事故が起きる可能性はある。ルールを守るのはもちろんだが、“万が一”の想定は、何をするにしても絶対に必要。楽しむ自由を選択するなら、その代償と責任を引き受ける覚悟がなければ、周りの人をも巻き込むことになる。その覚悟を持って楽しんでほしい》
と呼びかけた。
閉山期間中の遭難が相次いでいる富士山。4月には、1度救助された中国人大学生が4日後に再び救助されるという事態が発生している。こうした事案が後を絶たないため、山梨県だけでなく、静岡県でも救助の有料化が検討されている。現在、山岳遭難の救助は基本的に無料だが、民間のヘリコプターを使った場合は、1時間50万円程度の費用がかかるとされる。
冒頭のGACKTの意見には
《おっしゃる通り 自由にはそれなりに代償が伴うものです》
《うちの父も自衛官だったので雪崩や土砂災害の救助に命がけで行ってました。有名な方が注意喚起して下さるのは父の帰りを待ってる家族側として心が救われます》
など、賛同するコメントが多数寄せられている。一方で、
《GACKT様ヘリの操縦訓練までしてるの?超人かなにか???》
《え!がくとさんヘリの操縦できるのか? スゴい》
など、自ら操縦訓練してリスクを周知させる多才なGACKTに驚きの声も。いずれにせよ、登山者が増加している昨今、明確なルールづくりは急務だろう。