エンタメ・アイドル
石橋静河、来秋「朝ドラ」ヒロインに!芸能一家出身「親の14光」揶揄乗り越え “演技派” の評価定着

朝ドラヒロインが決定した、石橋静河
5月29日、NHKが2026年後期の連続テレビ小説の制作発表・主演会見を大阪放送局でおこなった。タイトルは『ブラッサム』。作家の宇野千代の人生をもとに描き、宇野をモデルとした主人公・葉野珠(はのたま)を石橋静河が務めることになった。
「朝ドラの主人公といえば、大規模なオーディションで選ばれるのが通例ですが、今回は制作側からのオファーで決まったそうです。会見では、制作統括のスタッフが『主人公・珠として生きる石橋さんをとにかく見たいという一心でオファーしました』とベタ惚れのコメントをしていました」(芸能担当記者)
関連記事:【あんぱん】河合優実 朝ドラファン・サバンナ高橋も「手カデミー賞受賞」と絶賛した“朝ドラ史に残る名演技”
石橋は主演オファーを受けた心境を「青天の霹靂とはこのことかと……。いまだにびっくりしている」と語り、笑顔を見せた。
石橋は1994年生まれの30歳。4歳からクラシックバレエを始め、15歳から北米に留学するなど、バレエダンサーとしてのキャリアを積んできた。
コンテンポラリーダンサーとして活動しているときに演劇に目覚め、2015年に舞台女優としてデビュー。2017年に『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で池松壮亮とダブル主演で初主演し、ブルーリボン賞新人賞など数々の新人賞を獲得した。
「石橋さんは、演技力に定評のある役者です。『映画 夜空はいつでも〜』は詩集が原作の異色作ですが、難しい世界観をしっかり演じきりました。
FODやAmazonプライムで配信された令和版『東京ラブストーリー』でも、ヒロインの赤名リカ役を好演。平成版の鈴木保奈美さんとはまったく違う “サバサバヒロイン” の魅力を見せていました」(同)
役者のキャリア10年ほどで “演技派” の評価を得ている石橋。しかし、実は “芸能サラブレッド” でもある。
「石橋さんの父はロックバンド『ARB』の元ボーカルで俳優・石橋凌さん、母は女優の原田美枝子さんです。一時は『親の14光』などと揶揄されたこともありましたが、今回の発表では、彼女の両親について知らないという人も多くいたようですね。それだけ、石橋さんが自身の演技力で多くの人をうならせてきたということでしょう」(同)
確かにXを見てみると《ご両親が有名人とは知らなかった》《原田美枝子の娘さんだなんてほんっと今年知ったよ》《石橋静河さんの両親て石橋凌さんと原田美枝子さんなんだ》と、驚きの声があがっている。
サラブレッドでありながら、ダンサーとして女優として活躍目覚ましい石橋。朝ドラが今から楽しみだ。