
テレビプロデューサーのテリー伊藤が、6月4日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)に初出演。その近影に驚きの声が寄せられている。
「6月3日、長嶋茂雄さんが肺炎のため89歳で亡くなりました。球界を代表するスーパースターと、その現役時代から交流してきた1人として、テリーさんがスタジオゲストとして登場。貴重な秘話を明かしたのです。
たとえばテリーさんは、自分の家を新築した際、『ミスター、すみませんが、うちの表札書いていただけませんか?』とお願いしたそうなんです。そんなぶしつけな頼みにも快く応じた長嶋さんでしたが、当時すでに脳梗塞の後遺症で右半身に麻痺が残っていたため、左手で『いとう』と書いてくれたそうです。
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また2000年、巨人監督として最後に優勝した年のキャンプでも『優勝したらユニフォームをください』とお願いしたところ、約束どおり、優勝した翌日、上下セットに帽子が届いたそうです。脱いですぐに送ったらしく、ズボンにはベルトまでついていたという、長嶋さんらしいエピソードを披露しました」(前出・芸能ジャーナリスト)
最後は涙声で「ありがとうって言いたいですね」と、涙声で謝意を述べていたテリーだが、X上では、彼の近影について
《テリー伊藤久しぶりに見たらイケオジになってた》
《テリー伊藤のイメチェンぶりがすごすぎて最初テロップが間違ってるのかと思った》
《優しそうな品のあるおじ様どなた?と思ったらテリー伊藤さん》
と驚きの声が続出した。
「この日のテリーさんは、“いつもの姿” ではなかったんです」と語るのは芸能プロ関係者だ。
「ふだんは眼鏡をかけて帽子をかぶるなど、派手な服装をしているイメージですが、この日は偉大なスターを悼んでか、眼鏡も帽子も外し、黒いスーツ姿で登場。髪も整え、白いひげも手入れされており、清潔感とダンディさが際立っていました」
久々の地上波登場というのも、驚きが広がった理由かもしれない。
「『スッキリ』(日本テレビ系)で、加藤浩次さんと9年間司会を務めていたテリーさんですが、途中で降板しました。ニュースに対する逆張り的な発言が物議を醸したことも、降板要因のひとつと見られています。
また、『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも長く活躍しましたが、番組の若年層路線転換にともない、出演は激減しています。一時期は滑舌の衰えも指摘されましたが、昼の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)にも出演しており、本格的なテレビ復帰も視野に入れているのかもしれません。
テレビ以外には、クルマ好きを生かし、名車やヴィンテージカーを紹介するYouTube動画が好評です。自身のSNSやYouTubeでは、今回見せたような “帽子なし眼鏡なし” のダンディ姿を見せていますよ」
さすがのテリーも、いつもの毒舌は影をひそめ、静かに “ミスター” を見送ったというわけだ。