Snow Man・深澤辰哉　7月期連ドラ「弁護士役」出演で“王子様俳優”連想する声…グループの“日陰”からブレイクの気配

 

　6月4日、9人組アイドルグループ「Snow Man」の深澤辰哉が、7月期の連続ドラマ『誘拐の日』（テレビ朝日系）に出演することが発表された。ドラマの衣装を身にまとう深澤の写真も公開されたが、“王子様俳優”を想起する人も多いようだ。

 

　韓国のドラマ制作スタジオ「ASTORY」が2023年に制作した同名のドラマを原作にした同作は、タイトルのとおり誘拐をテーマにした物語だ。

 

「心臓病の娘の手術費用を確保するため誘拐犯になった主人公と、誘拐された記憶喪失の天才少女の逃亡劇を描いています。誘拐犯の主人公を斎藤工さん、天才少女役を2023年のドラマ『ブラッシュアップライフ』（日本テレビ系）で注目を集めた子役の永尾柚乃（ゆの）さんが演じ、深澤さんは、永尾さんの父親が院長を務める病院の顧問弁護士役で出演します」（スポーツ紙記者）

 

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　ドラマの公式サイトでは、黒髪の七三分けで、細いフレームのメガネをかけ、スーツをまとった深澤の写真が公開された。クールな雰囲気が漂うが、Xでは

 

《正面から見たスーツ眼鏡弁護士深澤さん、及川光博さんに見えてしまってやばい トキメキ 王子様…？？？？》

 

《パッと見た目、及川ミッチーかと思ってしまった》

 

《弁護士役の写真、ちょっと及川光博さんに似てると思った》

 

《弁護士のふっかさん、どことなくミッチー感ないですか？？？》

 

　など、「ミッチー」こと俳優の及川光博を想起する声が見受けられる。なぜ、2人のビジュかぶりが指摘されたのか。

 

「端正な顔立ちと真摯な振る舞いから王子様イメージの強い及川さんですが、ドラマでは2013年の日曜劇場『半沢直樹』（TBS系）の主人公の同僚銀行員役を筆頭に、七三分けでスーツを着た知的なキャラクターを演じることが多い印象です。くしくも、4月期の間宮祥太朗さんが主演を務めるドラマ『イグナイト-法の無法者-』（TBS系）でも弁護士役で出演していますし、今回の深澤さんの髪型やメガネから、及川さんと重ね合わせる人もいたのでしょう」（芸能記者）

 

　深澤は2004年に、小学6年生で旧ジャニーズ事務所に入所。2020年にSnow ManとしてCDデビューを果たし、グループは4月に国立競技場でライブを開催するなど、波に乗っている。一見、順風満帆なキャリアを歩んできたように思えるが、苦しい時期もあった。

 

「2005年にHey！ Say！ JUMPの伊野尾慧さんや有岡大貴さんらとともに、当時の旧ジャニーズJr.のグループ『J.J.Express』として活動していましたが、2007年に伊野尾さんらはJUMPとしてデビューし、深澤は落選する形になりました。その後も、さまざまなグループに属したものの、後輩が先にデビューする状況が続いたのです。

 

　晴れてSnow Manとしてデビュー後も、当初はラウールさんや目黒蓮さんに注目が集まっていました。Snow Manで最年長の深澤さんは、グループでバラエティ番組に出た際にMCを務めたり、年下のメンバーに話を振るなど、前に出るよりも、サポート役に回ることが多く、結果的にグループの“日陰”にいた時期があった印象を受ける人もいたようです」（前出・芸能記者）

 

　俳優としては、2023年の『今日からヒットマン』（テレビ朝日系）、2024年の『春になったら』（カンテレ制作、フジテレビ系）などのドラマに出演し、少しずつ知名度を上げてきた。そんななか、深澤は“当たり役”に巡り合えたようだ。

 

「2024年の松本若菜さんが主演を務めたドラマ『わたしの宝物』（フジテレビ系）で、松本さん演じる主人公の心優しい幼なじみ・冬月稜役を演じました。同作は、既婚者の主人公が、冬月と禁断の恋に落ち、彼の子どもを妊娠し、夫の子と偽って育てる托卵（たくらん）がテーマでした。

 

　深澤さんは、幼なじみを妊娠させてしまったことを思い悩む難しい場面もありました。SNSでは、演技面でやや粗削りな部分を指摘する声もありましたが、目の動きや細かい仕草などを称賛する声も多く、役柄との相性のよさが際立ち、“ハマり役”と見る向きもあったのです。今作では、常に冷静沈着で、何を考えているかわからないミステリアスな弁護士役なので、違った一面が見られるでしょう。演技の幅を広げて、俳優としてブレイクするかもしれませんね」（前出・芸能記者）

 

　芸能活動を始めて21年め、深澤はさらに飛躍できるか──。