「辞・め・さ・せ・ら・れ・た」の怪演再び？　松本まりか「不倫ドラマ」人気シリーズ出演決定、期待高まる“SNSチャレンジ”の再来

 

　6月6日、人気の不倫ドラマシリーズで松本まりかが主演を演じることが発表された。松本が演じるのは、鈴木おさむが脚本を務める『奪い愛』シリーズの最新作で7月期ドラマ『奪い愛、真夏』（テレビ朝日系）だ。

 

「2017年に『奪い愛、冬』が金曜ナイトドラマ枠で放送されると、2019年、2021年と立て続けに配信ドラマとして制作され、ついに8年ぶりに同枠に復活しました。松本さんは同シリーズの常連で、過去に2度出演すると、強烈なインパクトを残しました。その演技が評価されて主役に抜擢されたということでしょうね。

 

　気になる相手は安田顕さんで、時計メーカーの御曹司社長役。不妊症で子どもが授からないなか、妻からの重すぎる愛とプレッシャーを受ける息苦しさを感じていた時に、松本さんが演じる自社の社員に出会い、禁断の愛に溺れてしまうという物語です。

 

　脚本の鈴木おさむさんは2024年3月に脚本業を引退したものの、制作陣と続編の撮影を約束していたことから、今回は特別に筆を執ったようです。鈴木さんとしても、かなり思い入れの深い作品になるでしょう」

 

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　奪い愛の復活に、X上ではファンが歓喜の声を上げている。

 

《奪い愛きたーーーーーwwwwww真夏暑苦しいーーーーww》

 

《松本まりかの奪い愛、真夏絶対観る　奪い愛シリーズめちゃ好き》

 

《奪い愛真夏楽しみすぎなんだが！！》

 

　タイトル通り、同ドラマはアツく盛り上がりそうだが、SNSでは別の盛り上がりも見せている。

 

「“松本まりかチャレンジ”が再び再燃するのではないかと言われているんです。松本さんは、ちょうど1年前に『夫の家庭を壊すまで』（テレビ東京系）で泥沼不倫ドラマの主演を演じており、そこで見せた怪演ぶりが話題になりました。そして同ドラマの松本さんのワンシーンをモノマネする動画が、SNSで“松本まりかチャレンジ”と呼ばれ大流行したのです。

 

“チャレンジ”の対象となったシーンは、夫に不倫された妻役を演じる松本さんが、夫と共謀していた義母に詰め寄るシーン。目を見開き『辞めた？ 辞・め・さ・せ・ら・れ・た の間違いじゃないですか？』と投げかける“怪演”は圧巻です。お笑い芸人・キンタロー。さんをはじめ、著名人も続々参戦。鬼気迫る様子のモノマネが大量に投稿されました。その結果、ドラマそのものの知名度もあがることになり、なんとテレビ東京ドラマ初となる、見逃し配信の再生3000万回を突破することに。同局の歴史を塗り替えた立役者となりましたね」

 

“モノマネ”されるほどの演技は、数字にこだわる松本の情熱が生んだものだったという。

 

「もともと、松本さんは自身のドラマの視聴率にかなりこだわるタイプの女優です。モチベーションそのものも左右されるようで、『夫の家庭を壊すまで』の前クールに放送されたドラマ『ミス・ターゲット』（テレビ朝日系）では、ゴールデン・プライム帯の地上波連続ドラマの初主演ということもあり、かなり気合を入れていたのですが、初回から同時間帯のドラマ枠で最低視聴率を叩き出してしまい、かなり落ち込んだ様子で現場入りしていたそうです。

 

　今回の『ナイトドラマ枠』はそもそも深夜帯ですから視聴率よりも、見逃し配信再生回数が期待される枠。とくに、ここ数年で同局が力を入れている不倫ものは再生回数が期待できる。松本さんの怪演によってテレビ朝日でも新たな記録が塗り替えられるかもしれませんね」

 

　期待が高まるばかりだ。