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千鳥が語る「ダメなディレクター」たいていは無駄なファッション
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.02.27 16:00 最終更新日:2018.02.27 16:00
漫才コンビの千鳥が、2月21日放送の『イッテンモノ』(テレビ朝日系)に出演した。番組で芸人たちは、仕事のできないテレビディレクターの話で盛り上がる。
ノブは「めちゃくちゃな打ち合わせってある。『ノブさんの暴露ネタをやるのに情報を持っておきたい。ノブさん、最近どんな浮気しました?』って。言うかそんなこと!」と告白。
相方の大悟はディレクターに関して持論があるらしく、こう説明する。
「そういうときのディレクターって、僕は見極められるようになったんですよ。ディレクターで無駄なファッションしてるやつは大概ダメ」
それぞれ思い当たる節があるのだろうか、この発言には芸人一同大爆笑。
大悟は「シンプル(な服)でいりゃあいいのに。ジーパンでも無駄に和柄を入れてるとか。それの上下を着てるやつとか大概やばい。自分も見えてない奴に、タレントが見えるわけがない」と続けた。
そんな大悟は、2014年8月22日に放送された『有田のヤラシイハナシ』(TBS系)で、いままでで1番腹がたったというディレクターを、再現コントにて明かしている。
問題の収録は、「ヤンキー少年がマラソンを走って更正するのを見届ける」という内容。朝5時半集合のロケバスに現れたのは、早朝から異様にテンションの高い、元ヤン風の金髪ディレクターだった。「あんときは無茶しました」が口癖で、喧嘩話をしてはしきりに拳の傷をアピールしてきたという。
このディレクターは、やる気だけはあるもののスケジュール調整ができておらず、内容もコロコロ変更。カメラマンがいるにも関わらず「俺の描いた画を誰が見えんの?」とADに説教し、自ら撮影すると主張。自ら先頭を後ろ向きで走り始めたという。ちなみにディレクターはジーパン姿である。
大悟は「後ろ向きで大丈夫ですか?」と心配する。案の定、開始30分後にディレクターはバテバテ。「寝てない」「後ろ向きでジーパンはきつい」を繰り返し、何度も休憩を取りたがった。うまくいかないせいか、次第にADや素人のヤンキー少年にもキレ出したという。
当日の夜に別の収録があったため、現場を離れた大悟。ディレクターは大悟不在で続行し、結局、2時間後に足をつってダウン。収録は途中で終了したという。
コントの最後には、大悟がテレビ画面を通じ、ディレクターをこう説教していた。
「お前が『しんどいしんどい。タバコ休憩しましょうか? ちょっと座りましょうか。ジーパンなんで、しんどいっすわ』って何回も休憩するから、9時間かけて5キロしか走れんかったのぉ。途中でADとかに、『ロケわかってねーな』とか言ってるけど、ロケが1番わかっていないのは、マラソン走るのにジーパン履いて来たお前じゃ!」
芸人とディレクターが協力し合ってはじめて面白い番組ができるもの。ここまでひどいディレクターでは、もはや芸人の力だけではどうにもならないだろう。