中居正広「孤立状態」も元SMAP4人が「フジ系ドラマ・映画」に集合の皮肉　解散時の”キムタク外し”から立場逆転の気配

 

　6月18日、草彅剛が10月期の連続ドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』（カンテレ制作、フジテレビ系）で主演を務めることが発表された。1月期に香取慎吾がドラマ『日本一の最低男※私の家族はニセモノだった』（フジテレビ系）で主演を務め、7月期には稲垣吾郎が磯村勇斗の主演ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』（カンテレ制作、フジテレビ系）に出演予定。また、5月27日には、木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系の人気シリーズ『教場』が2026年に映画化することが発表された。中居を除くSMAP4人が、フジテレビ系のドラマや映画に相次いで起用されている。

 

　SMAP時代には、フジテレビとカンテレの共同制作による月曜22時のバラエティ番組『SMAP×SMAP』が放送されていた。Xでは次のように歓喜のポストがあふれている。

 

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《月10カンテレドラマが吾郎さんからつよぽんへリレー！嬉しい》

 

《月10フジ　慎吾くん→吾郎さん→剛くんに引き継がれるのですね！思い出の月10！》

 

《なんだかんだ言ってもSMAP頼みのフジテレ＆カンテレじゃん》

 

　ただ、フジテレビといえば、2024年12月末にSMAPの元リーダー・中居正広と同社の元女性アナウンサーとの間の性的トラブルが発覚したことをきっかけに、同社のガバナンスへの疑問が噴出。多くの企業がCMを打ち切る事態となっている。

 

　中居は年明けの1月23日に芸能界を引退したが、フジテレビなどが設置した第三者委員会が中居の行為を性暴力と認定したことに対して動きを見せた。

 

「5月12日に性暴力を否定し、認定に関する証拠の開示を求めたのです。その後も中居さんは何度も証拠開示を求めましたが、第三者委員会は6月3日に回答を差し控えることを発表し、突っぱねました。『WEB女性自身』によると、中居さんの“反撃”を受けてかフジテレビはこれまで中居さんと付き合いのあったスタッフに対し、中居さんと連絡しないよう通達したそうです。中居さんが孤立状態に陥る一方で、かつて苦楽をともにした4人はフジテレビで“集合”するかのような動きを見せているのです」（芸能記者）

 

　引退したこともあり、中居とほか4人という構図になりつつあるようだ。前出の芸能記者は、SMAP解散時の状況を振り返る。

 

「2016年1月の日刊スポーツとスポーツニッポンで、木村さんを除く4人の旧ジャニーズ事務所退所と、グループの解散が報じられました。この報道以降、『木村さん対4人』という構図がファンの間で話題になり、一時期、SNSでは木村さんに対する厳しい声が目立ちました。一方、リーダーの中居さんについては支持の声が大きかったです（最終的には稲垣、草彅、香取が事務所を辞め、木村と中居は残留。中居も2020年3月に退所）。

 

　しかし今、中居さんは女性トラブルによる批判を集めています。かつての“キムタク外し”とは異なり、中居さん以外の4人が露出を増やしており、解散時と立場が逆転するかのような印象を受ける人もいるかもしれません」

 

　フジテレビで仕事を増やす4人に対し、中居は今何を思うのか──。