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中居正広、2週間の沈黙も “援護射撃” 続発に呆れ声…「裁判なし」で見失われる「引き際」

フジテレビの第三者委員会が下した「性暴力」認定に対し、再三にわたって “反撃” を続けてきた中居正広。このところ沈黙が続いているが、交代するかのように、“擁護派” の主張が活発になっている。
「中居さんをめぐる言論で注目されているのが、弁護士の橋下徹氏と、社会学者の古市憲寿氏です。
橋下さんは、中居さんの関係者から連絡をうけ、第三者委員会への反論に関して助言したことを明かしており、5月には『第三者委員会が、中居さんへの人権侵害の可能性大』『事実が出てくれば、“これが性暴力?” と感じる人も多くなると思う』などとテレビで発言していました。
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さらに、6月15日に出演した『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)では、『関係者から聞いている限りでは、中居さんは女性を傷つけたくないから、裁判まではやらない』とも暴露しています。
いっぽう古市さんは、被害女性の友人の証言を報じた『週刊文春』の記事に自身の名前が書かれていたことから、被害女性の代理人弁護士に確認のための文書を送ったと、12日に自身のXで発表しました。
示談書の内容漏洩元や、当初報じられていた9000万円の示談金の真相についてなど、8ページに及ぶ長文です。中居さんの代理人かのようにも思える振る舞いに、困惑する声も多く聞こえてきました」(芸能記者)
中居に寄り添うように見える橋下氏・古市氏の対応に、Xでは呆れ声が寄せられている。
《橋下徹氏が『本人から聞いたわけではないけど…』て言いながら中居正広の言い分や情報を垂れ流してる事に問題はないのかねぇ?守秘義務どこ行ったのかな?》
《なんだか中居さんの広報のようになっていますね》
中居の代理人は、5月、3度にわたって証拠開示などを要求したが、第三者委員会はすべて拒否。6月3日には、互いの見解について「依然として大きな隔たりがあり、埋め難い」として、やり取りを差し控えることを宣言した。以降、約2週間にわたり、中居側に動きはない。
「橋下氏は『裁判はしない』と見ているようですが、その場合、騒動に区切りをつけることがむずかしくなってきます。中居さんの沈黙と反比例するかのように、橋下氏や古市氏の発言が活発になっていますが、世間の反応は冷ややかで、事態の解決に寄与している手応えもありません。
6月25日におこなわれるフジテレビの株主総会を前に、中居さん側に動きがあるのでは、という見方も出ていますが、現時点では “悪あがき” と捉えられかねない状況です」(同)
フジの株主総会まで1週間を切ったが、ここからまたもう一波乱あるのだろうか。