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【中居正広問題】古市憲寿氏、被害女性側から誠実回答と報告… “鉄壁の守り” で絶たれた反撃、残された “唯一の手段” とは

社会学者の古市憲寿氏が、6月18日に自身のXを更新。中居正広とフジテレビをめぐる騒動についてとある “報告” をおこない、波紋を呼んでいる。
「古市氏は、6月12日、自身のXで “質問状” を公開していました。それは、中居さんから性加害を受けたとされるX子さんが、“親しい知人” に明かしたと『週刊文春』が報じた発言に関するもの。
この “親しい知人” がX子さんから聞いたとする『橋下徹さんや古市憲寿さんは、私や私の代理人に確認もせず、“加害者” 側の発言を一方的に信じている。加害者側から聞いた話を事実だと思い込んで社会に言い触らしています』という内容について問いただすものでした。
古市氏は “代理人に確認” という点を重視し、質問状という形式で反論をおこなったわけです。
とはいえ、古市氏は記事に名前が出ているとはいえ、あくまで第三者。当初はX氏の代理人に無視されるだけなのでは、という懸念もありましたが、18日に《全ての論点に対してこたえがあったわけではないものの、代理人弁護士の方からは誠実な回答がありました》《一連の問題に関しては、別の角度からの取材や調査も進めていますので、きちんとまとまった段階で発表ができればと思っています》と、自身のXで報告したのです」(芸能記者)
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これまで、第三者委員会の “性暴力” 認定やフジテレビの対応について中居氏に寄り添うスタンスでコメントしてきた古市氏。そんな彼が “誠実” と評価するということは、紋切り型の回答ではなかった可能性が高い。
だが、この結果を「むしろ中居氏にとって旗色が悪くなった」と評価するのは芸能ジャーナリストだ。
「性加害トラブルが報じられて以来、ずっと沈黙を続けてきた中居さんですが、5月になり、突如として “反撃” を開始しました。とくに第三者委員会に対しては “性暴力” と認定した根拠や証拠を求めていたのですが、ピシャリと拒否されています。
今回の古市氏の質問状も、中居サイドによる “反撃” の一種と見ることができますが、部分的であれ、古市氏を納得させるような回答を出したということでしょう。
X子さんの代理人や第三者委員会は、鉄壁の守りを見せていると言えます。ここから中居氏が “性暴力認定” をひっくり返して名誉を回復するのは、ほぼ不可能だと思われます」
残る最後の手段は、会見を開くことだという。
「弁護士を通したり、知人づたいに “反撃” しようとするから、なかなか世間から聞く耳を持ってもらえないのでしょう。“性暴力認定” に不満があるのであれば、中居さんが会見を開き、自分の言葉で説明すればいいだけの話です。
中居さんの話に説得力があれば、信じる人も出てくるはずです。X子さんサイドや第三者委員会の “わきの甘さ” に期待するのは、難しそうです」
中居はどんな結論になれば納得できるのかーー。