エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

フジ『ぽかぽか』総合演出が「常習賭博」容疑で逮捕 元同僚アナが「むしろよかった」と語る依存ぶり、前社長に“寵愛”された過去

エンタメ・アイドル
記事投稿日:2025.06.24 18:20 最終更新日:2025.06.24 19:52
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
フジ『ぽかぽか』総合演出が「常習賭博」容疑で逮捕 元同僚アナが「むしろよかった」と語る依存ぶり、前社長に“寵愛”された過去

送検される鈴木善貴容疑者(写真・梅基展央)

 

 6月23日、フジテレビのバラエティ制作部企画担当部長である鈴木善貴容疑者が、オンラインカジノで常習的に賭博していたとして、逮捕された。

 

 鈴木容疑者の自宅に警視庁の捜査員が入り、任意同行。常習賭博の疑いで逮捕され、麹町警察署に移送された。

 

「2024年の9月から5月にかけ、海外のオンラインカジノにアクセスして約1億7000万円を賭けていたそうで、1000万円の負けだったようです。

 

 フジテレビでおこなわれた社内調査で、鈴木容疑者は、懲戒処分を受けていました」(社会部記者)

 

 

 ところが、本人はギャンブルをやめる気はさらさらなかったようだ。

 

「社内調査の時点では『2022年に違法性に気づいてやめた』と回答しています。賭博罪の時効は3年なので、2022年なら時効を過ぎていると計算した可能性もあります。しかし、実際にはギャンブルを続けており、今回の逮捕で鈴木容疑者は『会社を舐めていた。続けてもバレないだろうという気持ちがあった』と供述しています」(同前)

 

 警視庁の捜査では。2025年3月から5月にかけても賭博を続け、借金して賭け金を工面していたという。まさにギャンブル漬けの日々というわけだが、社内での評判は高かったようだ。

 

「鈴木容疑者は、フジテレビ内ではエリート社員ですよ。現在は昼の帯番組『ぽかぽか』の総合演出、過去には『アウト×デラックス』や『ホンマでっか!? TV』などの人気番組を数多く手がけています。港浩一前社長からの覚えもめでたく、出世街道に乗っていました」(番組制作会社関係者)

 

 2023年5月25日の「NEWSポストセブン」には、鈴木容疑者のインタビュー記事が掲載されている。『ぽかぽか』立ち上げの苦労を語っているのだが、そのなかで港前社長にかけられた“言葉”を明かしている。

 

《なんの前フリもなかったですね。港さん流の言い方で『よし、善貴。お前に1月からの昼の番組を命じる』って(笑)。あとは『バラエティでやるぞ』『まだ言うなよ』って言われました。『FNSをちょっと盛り上げてくれ』みたいなことも言われたのかな。とにかく港さんがニコニコしながら言っている表情しか記憶に無いですね》

 

 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏は、鈴木容疑者の評判についてこう証言する。

 

「たしかに、港前社長からの寵愛を受けていたといえますね。正確にいえば港前社長だけでなく、かなり多くのタレントや社員たちからエースと評価されていました。才能は頭ふたつは抜けていましたから。かなり重度のギャンブル依存症でしたので、この逮捕は本人にとってむしろよかったと思います」

 

 鈴木容疑者は容疑を認め、「5年前に職場の先輩からオンラインカジノに誘われて始めた」「昔から韓国のカジノに行ってギャンブルをするくらいギャンブルが好き」などと供述しているという。X上では、

 

《払い戻し総額に対する税金を支払ってくださいね》

 

《私は特段驚きは無い。これが『社風』というものだと思う》

 

 など、手厳しいコメントが並ぶ。

 

「フジテレビは、『社員が逮捕されたことを重く受け止めています。今後も警察の捜査に全面的に協力するとともに、再発防止に向け取り組んでいきます』と謝罪していますが、中居正広氏の問題を受けて“再生”に取り組んでいる最中の出来事で、さらなるフジの信頼失墜とみる向きもあります。しかし別の見方をすれば、港前社長の“負の遺産”が消え、社内の“浄化”が一歩進んだ、とも考えられます」(前出・社会部記者)

 

 信頼回復への道のりは、またも遠のいた。

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る