【運営に直撃】timelesz、チケットリセールで公式が「タイプロ落選者」を“テスト載せ”で批判殺到！「個人情報流出」も発覚でSTARTO社渾身の“転売対策”も空回り

 

　6月23日、STARTO ENTERTAINMENT（以下、STARTO社）所属タレントのコンサートや舞台の企画、制作、運営を手がける「ヤング・コミュニケーション」が、チケット販売の公式リセールサービスをスタートした。新たなシステムに期待が高まるなか、8人組アイドルグループ「timelesz」のリセールサイトに表示された“ある名前”が物議を醸している。

 

　新たに始まったサービスは「RELIEF Ticket」で、公式サイトもオープンした。

 

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「やむを得ず公演に行けなくなった際、チケットを希望する人物に定価で再販できる、ヤング・コミュニケーション公認のプラットフォームです。近年、チケットの高額転売が問題視されていますが、公式リセールを導入したことで、チケット代金の受け渡しを仲介し、トラブルを未然に防ぐことが期待されます」（スポーツ紙記者）

 

　6月28日から、timeleszの新体制後初のツアーが開催されるが、同ツアーのチケットもリセールサービスの対象となる。新システムへの期待も大きいが、Xでは

 

《リセールのテストページ（？）で今江使ってるのはさすがにどうなん？？？？》

 

《timeleszのシステムに今江出てくるのは、モラル込みで最悪過ぎる》

 

《これtimeleszのテストページだったんだ…。なんで今江くん？とは思ったけど。いやマジで事務所性格悪過ぎやろ》

 

《timelesz の出演者が今江大地になってた件とか、そのままヌルッと修正されて終わりだったら嫌なんだけど、、ちゃんと公式から一言欲しい。ここまで信用のない公式サイト、初めてだよ》

 

　など、批判の声があがっている。timeleszのリセール対象公演のサイトに記載された内容が物議を醸しているようだ。

 

「6月25日時点では、出演者の欄に『timelesz』とグループ名が表示されていますが、サイトのオープン直後、今江大地さんの名前が記載されていたのです。今江さんは2009年から関西ジャニーズJr.として活動を始め、現在はSTARTO社に所属しています。2024年におこなわれたtimeleszの新メンバー募集オーディション『timelesz project-AUDITION-』（以下タイプロ）に参加しましたが、惜しくも4次審査で落選しました。

 

　今回、システムの不具合なのか、オープン直後のサイトにtimeleszのツアーと無関係な今江さんの名前が表示されていたのです。試験的に、タイプロ落選者の名前を載せたのではないかと疑うファンもいたようです」（芸能記者）

 

　本誌「Smart FLASH」が6月24日の午前中に同サイトを確認したところ、ライブ出演者欄には、今江の名前のみ記載されていた。その数時間後には、今江の名前は消え、timeleszに修正されていた。

 

　なぜ、timeleszの公演に今江の名前が記載されていたのか、また数日後に名前を変更した経緯に関して、ヤング・コミュニケーションに問い合わせたところ、同社では回答を持ち合わせていないことを理由に、運営委託先である「ぴあ」の窓口へ連絡するよう案内された。改めて、ぴあに見解を尋ねたが、期限までに回答は得られなかった。

 

　タイプロ落選者の“試し載せ”疑惑が浮上することになったが、システムに不安な点はほかにもあるようだ。

 

「『RELIEF Ticket』の運営を受託しているチケット販売サイト『ぴあ』が24日、個人情報の漏えいがあったと報告したのです。漏えいに関して、同社は《弊社の誤設定により、数時間にわたり、一部のお客様の情報を別のお客様が閲覧できる状態にあったことが判明いたしました》と公式サイトで謝罪。同社によれば、住所や電話番号、氏名、メールアドレスなどが漏えいしたとされています。ただし、現在は修正対応を完了し、画面表示も正常になっているようです」（前出・芸能記者）

 

　開始早々、トラブルが続いてしまった。利便性の高さに期待がかかる一方で、運用ルールには課題も指摘されているという。

 

「公式のリセールサービスにもかかわらず、ファンクラブ会員以外が購入可能だったり、購入する側も手数料を払わなければならない点などに、SNSでは疑問の声もあがっています。STARTO社としても、今回のシステムは転売対策として熱が入っているのでしょうが、空回りに映ってしまう人もいるのかもしれません」（前出・芸能記者）

 

　とはいえ、公式リセールサービスは始まったばかり。多くのファンが安心してライブを楽しめるシステムになることを期待したい。