中居正広　フジ株主総会で「損害賠償」ほのめかしでさらなる窮地“唯一の味方”もフェードアウトの様相

 

　6月25日、フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス（以下、フジHD）」が定時株主総会を開催した。雨が降る中での開催となったが、会場には約3300人の株主が集った。混乱に見舞われるフジテレビだが、中居正広への損害賠償をほのめかす場面もあったようだ。

 

　2024年12月末に発覚した中居の元フジ女性アナウンサーに対する性的トラブルへの対応をめぐって、同局には厳しい目が向けられている。株主総会では、中居問題に関する質問も飛び出したようだ。

 

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「フジテレビの清水賢治社長ら計11人が取締役に就くという、フジHD側の求める新体制が承認されました。複数のスポーツ紙によれば、株主から、中居さんに対する損害賠償をおこなうかという質問もあったと伝えられています。清水社長は、フジテレビとして再生改革が最優先であるとしつつ、『刑事、民事の責任追及に関しては、法的専門家の意見なども伺い、検討していくべきことかと思ってる』と回答したそうです。フジテレビはスポンサー離れによって広告収入だけで233億円減少したとされているため、中居さんに対して法的措置を取る可能性もあるかもしれません」（芸能記者）

 

　株主総会の報道を受けてXでは、

 

《この中居問題、中居が損害賠償請求されて破産宣告して終わりと見た》

 

《フジテレビは中居正広に対して法的な損害賠償請求をすべき》

 

《中居正広への損害賠償請求は当然行うべき》

 

　など、中居への損害賠償を支持する意見も見受けられる。中居は1月に芸能界を引退したが、3月31日にフジテレビなどが設置した第三者委員会で一連のトラブルが性暴力と認定されたことに対して、反撃する姿勢を見せた。しかし、中居を取り巻く状況は依然として厳しい。

 

「5月12日に代理人弁護士を通じて、性暴力について否定し、認定に関する証拠の開示を求めました。中居さん側は同様の要求を何度か行いましたが、6月3日に第三者委員会が、今後中居さんに対する回答を差し控えると発表し、突っぱねる形に。また、6月10日の『WEB女性自身』は、フジテレビが中居さんの相次ぐ反論に疑問を抱き、過去に番組で付き合いのあったスタッフに中居さんと連絡しないよう通達したと伝えました」（前出・芸能記者）

 

　中居が孤立状態にあるという情報も流れるなか、6月12日、中居と共演経験がある社会学者の古市憲寿氏が動きを見せた。

 

「古市さんは、中居さんから性暴力を受けたとされる被害女性が『週刊文春』で“親しい知人”に明かしたという証言に関して、自身のXで疑問を投げかけたのです。記事の内容に違和感を覚えた古市さんが、被害女性の代理人弁護士に質問状を送ったことを報告しました。古市さんは、情報番組『中居正広の土曜日な会』（テレビ朝日系）で共演して中居さんと親交があるため、中居さんのファンの間では“唯一の味方”とする声も聞かれました。しかし、6月18日に自身のXで被害女性の代理人から回答があったことを報告しつつも、追加取材することを理由に、その後はこの件について言及していません。古市さんも、中居さんの問題からフェードアウトするかのような印象を持つ人もいるようです」（前出・芸能記者）

 

　被害女性への反論も突き返され、フジテレビから損害賠償を求められる可能性も浮上した中居の次なる策はあるのか。