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畑芽育、麦茶CMで大人になった「野原ひまわり」役で登場“巻き髪ギャル”姿に絶賛の一方“実写化”への拒否感も

野原しんのすけ役を務める高橋文哉(写真・公式Instagramより)
6月25日、日本コカ・コーラの飲料「やかんの麦茶」とコラボする漫画『クレヨンしんちゃん』の実写化ショートムービー「お久しぶりの春日部だゾ!」篇の配信がスタートした。今回から、女優の畑芽育が“大人になった野原ひまわり”として登場したのだが、その姿が話題となっている。
「このショートムービーは、2025年4月から日本コカ・コーラ公式YouTubeと「やかんの麦茶」公式Instagramで順次公開されています。『20年後の野原家』を描いていて、大人になった野原しんのすけ役に俳優・高橋文哉さん、父の野原ひろし役は原田泰造さん、母のみさえ役は麻生久美子さんが担当。今回、畑さんのひまわりが加わり、家族全員がそろった形となりました」(芸能プロ関係者)
これまでに第5話まで配信されており、総視聴回数は1200万回を突破するなど、かなりの注目度となっている。20年後のひまわりを演じた畑は、明るい茶色でロングの巻き髪。大振りなゴールドのピアスをつけ、ビビッドカラーの黄色のトップスとデニムを着用、ひまわりの絵が描かれた長い爪をあしらった“ギャル姿”となっていた。
「大人になったひまわりは、『クレヨンしんちゃん』の映画版『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』でも登場したことがあります。今回の実写版では、それに似た風貌で、ひまわりを再現されているようにも見えます」(芸能記者)
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そんな畑のギャル姿は、ひまわりのイメージどおりと、X上で高評価が集まった。
《すげー「ひまわり」でびっくりした》
《かんっっっっわいいいいい。将来ギャルっぽいの解釈一致》
《野原ひまわりの20歳がギャルなの解析度高すぎる》
しかし、一方でこんな声も聞かれている
《なんでも実写化しないでよ...》
《都合のいい二次創作?》
《現代の大人たちのエゴで勝手に成長させんな》
漫画を実写化することへの拒否感を抱く声も、同時に集まっているのだ。
「今回のショートムービーで『クレヨンしんちゃん』が実写化されると発表された当初も、《誰も望んでない》などの批判的な意見があがりました。『クレヨンしんちゃん』は、1990年から『週刊漫画アクション』で連載が始まり、1992年にはテレビ朝日系でアニメの放送が開始。30年以上、親しまれ、幅広い世代にキャラクター像が定着していますから、こうした声が上がるのは致し方ないともいえます」(前出・芸能記者)
どうしても賛否が分かれる人気漫画の実写化。だが、長く親しまれる作品だからこそ、実写化する意味を持っているとの指摘もある。
「1993年7月には最高視聴率28.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を記録したこともある同アニメですが、近年は2~3%台を推移しています。あらためて話題性を高めるという点でも、実写化には意味があるという見方もできます。今回、畑さん演じるひまわりは、かなり好評です。話題に上がることで、また親から子へ受け継がれれば、まだまだ親しまれ続ける作品になるでしょう」(漫画誌ライター)
実写化への批判は、人気作品の宿命だ。