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【また「逮捕状詐欺」】今度は30代美女ピアニストが数百万円を失う、過去被害に遭った人気セクシー女優が語っていた「悪質手口」とは

詐欺被害に遭ったピアニストの芥川玲子(写真・本人Instagramより)
「あなたの口座で犯罪がおこなわれている」
「あなたに逮捕状が出ています」
警察官を名乗って、そんな電話をかけてきた上で、口座のカネを騙し取る「逮捕状詐欺」が、全国的に猛威をふるっている。国際電話を利用し、末尾を警察の“0110”番にしたうえで電話をかけてくるなど、巧妙な手口で次々と被害が発生している。
大阪府警によれば、今年1月〜5月にかけて、警察官をかたる詐欺にあった被害者は、40〜60代(144人)よりも、10〜30代(159人)のほうが多いというデータもあり、若い世代も「こんなのに騙されるのは高齢者だけ」とタカをくくっていられない深刻な状況となっている。
そんななか、新たに著名人が被害に遭ったことを告白。話題となっている。
関連記事:【凶悪手口】人気セクシー女優 警察官騙る詐欺で全財産を失う、「バカにされても啓発したい」本誌に独白
「被害を告白したのは、国内外でピアニストとして活動する芥川玲子さんです。『MBSニュース』などの取材に応じた芥川さんは、5月13日に、スマホにかかってきた詐欺電話の詳細を明かしました。電話の相手は、第一声で『三重県警の捜査2課』を名乗ると、昨年、実際に摘発されたマネーロンダリング事件の中心口座として、芥川さんの口座が使われていると説明したといいます。
芥川さんは、住所や部屋番号を把握されていたことや、かかってきた電話番号の末尾が警察の0110だったことなどから、相手を警察と信じ切ってしまったそうです。結局、
「電話の相手は、芥川さんの嫌疑を晴らすには『資金調査手続き』が必要だと説明、そこから『大阪地検のカミヤ』を名乗る男に電話が引き継がれたといいます。芥川さんは、数百万円あった貯金全額を振り込んでしまったそうです」(社会部記者)
ピアニストの活動で貯めてきた貯金全額を失ってしまった芥川さんだが、5月には、人気セクシー女優の竹内有紀さんも同様の詐欺被害に遭ったことを本誌の取材に告白している。犯人の手口は、驚くほど芥川さんと酷似している。事件記者が語る。
「竹内さんの場合も、警視庁の安全課を名乗る人間からの電話を受け、『詐欺容疑で逮捕者の家宅捜索をしたところ、あなた名義のキャッシュカードがあって、そのカードで詐欺に遭われた被害の報告が何件か来ています。このまま身の潔白を証明していただかないと、あなたも共犯ということで、書類送検をすることになります』などと説明されています。最終的に、お金を振り込んでしまった竹内さんは『被害額は数百万円。次のキャリアのために貯めていたお金を根こそぎいかれた』と語っています」
芥川さんのケースも、竹内さんのケースも、冷静に考えれば“ツッコミどころ”は満載なのだが、竹内さんは当時、本誌の取材に「今なら私も本当にそう思います」と認めたうえで、
「ただ、相手はいちいち手が込んでいるうえに、口調もものすごくリアリティがあるんですよ。
絶対に言えるのは、いわゆる半グレのような子たちが、マニュアルを読みながらできる“闇バイト”レベルの詐欺ではないということ。実感として、学歴やトークスキルのかなり高い人たちがやっている犯罪だと思います」
などと説明していた。“警察官”や“警視庁”を名乗る電話がかかってきたら焦ってしまう気持ちもわかるが、そのままやり取りを続けてしまっては、相手の思うツボ。まずは「逮捕状詐欺」の存在を知った上で、冷静に対処してほしい。
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