【国分太一問題】日テレが外部委員会設置を発表　フジ「中居問題」後に独自調査で“クリーン”強調した矢先の“出演者不祥事”

 

　6月26日、日本テレビは、国分太一が起こした複数のコンプライアンス上の問題に関して、会社としての一連の対応に評価や意見を受けるため、外部委員会を設置すると発表した。

 

　22日に開かれた社長会見では、コンプライアンスの詳細については「プライバシー保護」を理由に明らかにされなかったものの、複数のメディアでは、国分がレギュラー出演していた『ザ!鉄腕!DASH!!』での、女性スタッフに対するセクハラ行為が報じられている。

 

　今回の日テレの対応は、中居正広の女性スキャンダルをめぐって第三者委員会を設置し、調査報告書を公表したフジテレビの例を想起させるものだ。日テレは2024年2月、ドラマ『セクシー田中さん』の制作をめぐって、原作者の女性漫画家との間にトラブルが生じた際も、ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置している。

 

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　Xでは、日テレの対応について、フジの中居問題と関連づけた形での批判の声が少なくない。

 

《フジテレビは中居問題って矮小化して逃げようとしている　日テレは全ての自局の問題を国分問題としてすり替えるつもりか？》

 

《フジテレビと中居の件の時、日テレも局内調査して何もないと言ってのに、再度調べて有りましたとは言えないやろ》

 

《何それ。日テレのコンプラ問題なんじゃないの？　中身は中居問題と同じでは？》

 

　外部委員会の設置は、問題が国分ではなく、日テレの側に起因するからなのでは、といった指摘が目立っていた。

 

　もともと、日テレはフジの中居問題を受け、独自調査をおこなっていたと指摘するのはスポーツ紙記者だ。

 

「中居さんのスキャンダル発覚後、日本テレビは会食などの場で不適切な性的接触がなかったか、外部の専門家を含めて調査をおこなっています。制作現場を中心に、186人の社員に対するアンケートと、一部で対面の調査をおこなった結果、該当する事案はなかったと発表しています。

 

　中居さんにかかわる問題で“クリーン”を強調したにもかかわらず、国分さんの問題が急に発覚したことで、日テレにも不信感を抱く声も少なくありません」

 

　今回の外部委員会は、日テレが国分の行為について詳細を語らなかったことに対して、どのような判断を下すのか。