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前田敦子、『人事の人見』ロケで見せた松田元太への“全力ハグ”長男の“親離れ”で心機一転、生まれた“余裕”

2025年6月、休憩中にスタッフを交えて談笑するTravis Japanの松田元太(中央)と前田敦子
6月中旬の午後2時ごろ、東京・港区のオフィス街に、甲高い女性の声が響いた。
女性は声をあげながら駆け出すと、そのままカウボーイハットをかぶったTシャツ男に抱きついた。前田敦子だ。
前田のタックルのような勢いのハグに、かたわらで見守っていた女性スタッフも思わず口を押さえ、驚いていた。周囲は人通りも多く、何ごとかと立ち止まって様子をうかがう通行人も。抱きつかれた相手は、Travis Japanの松田元太。そう、この日はドラマ『人事の人見』(フジテレビ系)の最終話のロケがおこなわれていたのだった。
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「クランクアップのとき、前田さんはこのドラマを通していちばん好きなシーンはこのシーンだと話していました。最初に台本を読んだときは、いきなりハグかと思ったらしいんですが、劇中の2人の関係性だったらありなのかと思い直し、思いっきりやったそうです。そうしたら本人も、演じていてすごく楽しいシーンになったとうれしそうにしていました」(ドラマ関係者)
撮影の合間、前田が話かけると松田が爆笑する場面も見られた。最終話にもかかわらず、2人とも疲れを見せていない様子だ。
テレビ局関係者によると『人事の人見』は“出帆”するまでが超難航だったという。スタートしたのは、いわゆる中居正広問題の真っ最中。結局、フジテレビは「制作著作」から一段下がった「制作」という立場に。制作著作は関連会社の共同テレビとなる大嵐ぶりだった。
「前田さんは4年前に、所属事務所から独立。以来、ずっとフリーの立場で仕事をしていますから、共テレ的にもブッキングしやすかったのかもしれません」
そして当事者の前田本人にとっては、4月からのドラマ出演は、心機一転にちょうどいいタイミングだったようだ。
「彼女は4年前、俳優の勝地涼さんと離婚しました。長男の親権は自分が持ち、いまもシングルマザーとして日々、子育てに奮闘しています。そのお子さんが、ドラマが始まったこの4月、小学校に入学したんです。また、ドラマの撮影が始まる少し前から、ひとりでお風呂も入るようになったそうです。親離れとはいきませんが、そんな自立していく息子さんの姿に、母親としては頼もしくもあり、少し寂しい、複雑な気持ちになっているそうです」(ファッション関係者)
子育てと仕事をこなす日々にも“余裕”が生まれてきたということか。新たに生まれたゆとりをバネに、今後、彼女はどんな道を歩んでいくのか──。