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「オンカジ逮捕」フジ担当部長は「社内のエース」「マツコの“オキニ”」元同僚アナが語る「依存症でつらい」漏らしていた悩み

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記事投稿日:2025.06.28 11:00 最終更新日:2025.06.28 12:32
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「オンカジ逮捕」フジ担当部長は「社内のエース」「マツコの“オキニ”」元同僚アナが語る「依存症でつらい」漏らしていた悩み

送検される鈴木善貴容疑者(写真・梅基展央)

 

 6月23日、警視庁は常習賭博の疑いで、フジテレビのバラエティ制作部企画担当部長でプロデューサーを務める鈴木善貴容疑者を逮捕した。警視庁によると、鈴木容疑者は3月末から5月中旬までの1カ月半で、オンラインカジノで約1億7000万円を賭けたとみられている。

 

「鈴木容疑者は『アウト×デラックス』や『さんまのお笑い向上委員会』『ホンマでっか!?TV』などを手がけ、明石家さんまさんやマツコ・デラックスさんからも信頼されていたフジのエースクリエイターです。2023年1月からスタートした昼の帯番組『ぽかぽか』では総合演出を務め、2024年7月からは制作統括として番組全体を見ていました。

 

『ぽかぽか』の番組MCとして、ハライチさんと神田愛花さんにオファーした人物も鈴木容疑者です。10年以上前の若手ディレクター時代、ハライチさんの2人と仕事をした経験から、声をかけたそうです。第2回の放送では、マツコさんが友情出演してくれたのですが、これも鈴木容疑者とつき合いがあったからと聞いています。いわば“オキニ”なんです。残された『ぽかぽか』については、番組のレギュラーだった山本賢太アナにも、オンラインカジノの利用が発覚しています」(フジテレビ局員)

 

 

 実際に同僚としても働いたことがある、元フジテレビの長谷川豊アナウンサーに話を聞いた。

 

「善貴くんは、僕の4つか5つ(年齢が)下の男でした。僕は『アイドリング!!!』という番組を担当していたんですけど、たしか彼は、その番組に最初、ADで入ったんじゃないかな。もちろん、入社のときから知っていますよ。社内では本当に“エース”と言われていて、人格的にも能力的にも申し分がないという、珍しいタイプの人間ですね。タレントからも非常に信頼されていました。結婚して子どももいるので、みんな心配していると思います。

 

 今回の逮捕は“宣伝行為”ですよね。善貴くんのようなギャンブル依存症の人間をつるし上げて。本人も悩んでいたそうで、周囲に『僕は依存症でつらい』と漏らしていたと聞いています。依存症の人間にはプログラムを受けさせて、回復させるべきです。治療して守ってあげないといけない。かなりいろいろ間違えているんじゃないかな、という気がしないでもないですけどね」

 

 別のフジ制作会社の関係者は、鈴木容疑者がギャンブルにはまっていったきっかけを語る。

 

「鈴木さんはおつき合いがよくて、よく芸人さんに韓国に連れて行かれて、ギャンブルをしていました。そこでバカラというものを教えてもらったと。最初は仕事の延長線だったと思います。だって、芸人さんからノリで『ワーッと賭けるぞ』ってやられたら、鈴木さんも『僕はけっこうです』って言えないですよ」

 

 6月25日、フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」が定時株主総会を開催。雨が降るなかでの開催となったが、会場には約3300人の株主が集まった。混乱に見舞われる株主総会では、2024年12月末に発覚した、中居正広の元女性アナウンサーに対する性的トラブルに対して、損害賠償をほのめかす場面もあったという。

 

 これに対しては、現場から怨嗟の声が上がる。

 

「中居正広の件がまだ尾を引いているのに、今度は社員がオンラインカジノで逮捕でしょ。もう、踏んだり蹴ったりですよ。これまでは、芸人やプロ野球選手など、オンカジに手を染めた人は書類送検どまりでした。ところが鈴木容疑者は逮捕に至りました。そのため、うちの社員はより悪質だ、という報道の印象になっています。もう『フジテレビです』と、社名を名乗って取材することが恥ずかしくなりますよ。モチベーションも下がります」(前出・フジテレビ局員)

 

 社員と株主、さらに視聴者からも批判が相次ぐフジテレビ。“内部崩壊”を踏みとどまれるか──。

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