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松岡昌宏 報道陣に見せた“誠意の謝罪”に残る疑問 国分のコンプラ違反「城島も知らない」、“所属事務所の社長”すら把握せずの怪

『ザ!鉄腕!DASH!!』降板をきっかけにTOKIOの解散まで引き起こした国分太一
「この形(解散)になったので、もう何があったかはいいです」
国分太一のコンプライアンス違反を受けて、6月25日にグループ解散を発表したTOKIOの松岡昌宏が、6月27日、愛知県の東海市芸術劇場での主演舞台「家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂」のリハーサル後、報道陣の取材に対応。冒頭のようにコメントをした。
「リハーサルを終えた松岡さんは、門の外に集まった約50人の報道陣に気付くと、自ら報道陣に近づいていき、キャップを取ると『このたびは国分のことでお騒がせしまして申し訳ありません』と深く頭を下げました。
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スポーツ紙や各週刊誌は、国分さんが番組制作会社スタッフに対し写真を要求したり、動画をLINEで送りつけるなどセクハラに該当する行為があったとする疑惑や、常習的にスタッフに辛く当たる言動を繰り返していたことなどを報じています。しかし、松岡さんは国分さんのコンプラ違反の内容について、松岡さんも城島さんも知らないと語り、『みなさんと同じ。何があったんだ、と。刑事事件ではないとは聞いていますが……』とコメントしました。
さらに『自分と城島が見ている限り、彼がキレるということはなかった。ただ、ポジティブに熱くなることはありました』などと語り、一部で囁かれているDASH村のスタッフへのパワハラがあったか聞かれると、『DASH村ではない』と答えました」(芸能記者)
その後、冒頭のコメントを発した松岡だが、国民的アイドルグループの解散原因となった問題について「何があったかはもういい」ではファンも納得しないはずだ。芸能ジャーナリストは「“不審点”がある」と指摘する。
「株式会社TOKIOは、6月20日に日本テレビの福田博之社長が『ザ!鉄腕!DASH!!』から国分さんを降板させる会見を開いた同日、公式サイトで『国分太一に関するお知らせ』との発表文を掲載。『この度、弊社所属タレントの国分太一においてコンプライアンス違反が判明いたしましたため、本人とも協議の上で猛省を促すべく、6月 20日付にて無期限で全ての活動を休止することといたしました』と報告しています。『無期限活動休止』というのは余程のことなわけですが、それを決めるにあたって“本人と協議”したのであれば、国分さんが何をしたのかは当然聞いているはずですし、聞いていなければおかしいですよね。
松岡さんによれば、TOKIOの解散はリーダーの城島茂さんと話し合った上で24日に決めたそうで、国分さんには電話で解散を伝えたといいます。その際、国分さんは『“申し訳ない、申し訳ない”だけで……』と憔悴しきった様子だったと明かしています。もし本当に、コンプラ違反の内容について松岡さんや城島さんが知らないとなると、彼らは、国分さんに何をしたかを一切聞かないまま、解散を決めたということになります。
形式的なものであれ、株式会社TOKIOは、国分さんが所属する会社のはず。通常、コンプライアンス違反があったとなれば、所属する芸能事務所の社長に真っ先に報告があがるようになっているはずですし、松岡さんが百歩譲って知らないにしても、城島さんが知らないというのはかなりおかしな話です。
とはいえ、松岡さんがこうして誠意を見せた以上、“嘘”をつく必要もないはず。となれば一部で指摘されていますが“株式会社TOKIO”は要するに一種のお遊びに近いもので、本格的なマネジメント業務はできていなかったと言えるのかもしれませんね」(芸能ジャーナリスト)
誰が真相を知っているのか、謎は深まるばかりだーー。