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“怪演女優”松本まりか 炎天下で“燃える”撮影現場…最新作『奪い愛、真夏』に高まる期待

出番を待つ松本まりか(写真・皆川拓哉)
炎天下のなか、スタッフに小型扇風機で風を送ってもらっているのは、松本まりか。7月期ドラマ『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)で主演を務める彼女は、最高気温30度を超える酷暑のなかで演技に“燃えて”いた。
「『奪い愛、真夏』は、週刊誌の記者から時計メーカーのPR担当に転職した松本さん演じる主人公の海野真夏が、安田顕さん演じる既婚者の御曹司との禁断の愛にはまっていくという内容となっています。今作の脚本は、2024年3月末に放送作家業と脚本家業を引退した鈴木おさむ氏が、引退発表前に制作陣と続編を作る約束をしていたこともあり、特別に担当します」(芸能記者)
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ドラマ『奪い愛』シリーズは、2017年『奪い愛、冬』を皮切りに、いくつものシリーズが制作され、今回も放送開始前から話題をかっさらっている。松本も出演するにあたり「“とにかく面白いっ!!なんでかわからないけど目が離せない!!”と毎話思ってもらえるような作品にしたいと思っています」と意気込みを語っていた。
そんな彼女のブレイクのきっかけは、2018年のドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)。こちらも“不倫ドラマ”だが、松本はここでも不倫に走る女性を猟奇的に演じ、話題となった。以来、“怪演女優”とも呼ばれる松本だが、現場ではどんな様子なのだろうか。
「松本さんのことを“天才型”“憑依型”だと思っている人も多いのでしょうが、現場での松本さんはむしろ、ち密に計算して役を作り上げるタイプですよ。現場でも、自分から積極的にいろいろな意見を言っていました。他の人の意見にも耳を傾け、話し合いを行いながら登場人物への理解を深めていく女優さんです。
松本さんの女優人生は順風満帆とは言えず、2000年に女優デビューしてから、芸歴はもう25年にもなります。売れない時期も長かったですが、その間諦めずワークショップに通ったり、演技やダンスのレッスンに通ったりしたそうです。女優としての仕事が少なかった際には、声優としても場数を踏んで、人気ゲーム『ファイナルファンタジーX』にも出演しました。場数を多く踏んだ分、経験値がたまっていろんな引き出しがあるのでしょう。彼女の怪演は、長い下積み時代が生み出したものだと思います」
『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)では、俳優、安田顕を相手にどんな怪演を魅せてくれるか楽しみだ。