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【元広島・杉本正志の娘】杉本愛里「お父さんのおかげで撮影の仕事が来た!」と伝えたら大喜び

父は’84年のドラフトで広島から1位指名(写真・金谷千治)
父の杉本正志(58)は、1984年に和歌山県代表の箕島高校の投手として、夏の甲子園に出場。あの桑田真澄・清原和博の “KKコンビ” を擁するPL学園(大阪)を決勝で破って優勝した取手二高(茨城)に初戦で敗れている。しかしその才能を見込まれ、同年広島からドラフト1位で指名されたスター候補だった。
「父が昔野球をやっていて、プロ選手だったっていうのは、中学生のときに知ったんですけど、どれだけプロ野球選手がすごいのかわからなくて、完全に理解したのは2年前くらいなんです。今回『お父さんのおかげで(FLASHの)お仕事が来た!』って言ったら喜んでいました(笑)」
父はドラフト1位ながらも一軍出場機会に恵まれず、1990年にロッテ、1992年にはオリックスと渡り歩いた。オリックスでは、あのイチローと “同期入団” だったが、その年限りで現役を引退した。
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「今は普通の会社員をやっています。現役引退後も少年野球の監督をやったり、草野球もよくやっていて、兄2人にも野球を教えていました。今でも本当に野球が好きなんだと思います」
家族全員仲がよく、母は高校時代の野球部のマネージャーで、漫画のような恋愛をして結婚したという。
「父は家でいつもふざけていましたね。和歌山出身の母の和歌山訛りをよくイジっていました(笑)。大阪出身だからか、テレビのお笑い番組が大好きなんです。行きたいところはどこにでも連れて行ってくれて優しいし、叱られたこともないので、もしかしたら自分には反抗期がなかったかもしれないです(笑)」
2番めの兄が芸能活動をやっていたこともあり、中学2年生から愛里も芸能界へ飛び込んだ。
「兄が上京しており、遊びに行ったときに原宿でスカウトされたこともあって、母からも『やってみたら?』ってすすめられていたんです。じつは、母も昔は歌手志望だったそうです」
その後、事務所のオーディションを受けて合格。上京して堀越高校に進学した。「ミスセブンティーン2016」でグランプリを獲得し、「セブンティーン」専属モデルとなった。
「上京したときは、モデルしかやらないって決めていたんですけど、レッスンでお芝居をするうちにお芝居も楽しいって思えてきたんです。安藤サクラさんのような女優に憧れています」
今後は、女優業にも力を入れていくそうだ。やってみたい役もあるという。
「女優として、もっとドラマや映画に出演するのが今後の目標です。特に、学園ドラマに出てみたいんです。まだ、高校生役でもいけるかなって思っているので頑張ります!(笑)」
すぎもとあいり
2000年12月21日生まれ 大阪府出身 TOKYO MX『TOKYO 1week ストーリー』ナレーションで出演中。2016 年「ミスセブンティーン2016」グランプリ獲得
取材&文・石内雅也