国分太一　日本テレビは“永久追放”の構え、たび重なる“ハラスメント”“素行不良”報道で地上波復帰は絶望的か

 

　複数のコンプライアンス違反が発覚したとして、6月20日に無期限謹慎が発表された国分太一。さらに、25日にはそれがきっかけとなり、所属グループであるTOKIOの解散が発表されるなど、その余波は収まりそうにない。

 

　20日に日本テレビの福田博之社長が会見を開き、TOKIOが出演していた『ザ!鉄腕!DASH!!』（日本テレビ系）から国分が降板することが発表されたが、テレビ界への影響はまだまだ尾を引きそうだ。

 

「29日の『サンケイスポーツ』の報道によれば、当初、26日に予定されていた国分さんのレギュラー番組『男子ごはん』（テレビ東京系）の収録が見送られたといいます。放送継続か打ち切りとなるかなど、今後の方針は決まっていないそうですが、22日と29日に予定されていた放送回は、いずれも別番組に差し替えられています」（スポーツ紙記者）

 

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　では、国分は具体的にどのような事案を引き起こしたのか。複数のメディアは、国分が番組の女性スタッフに対して性的な写真を要求した、などと報じているが、20日の福田社長の会見では、具体的な内容については回答されなかった。

 

「フジテレビは、中居正広さんの性加害問題を受けての社長会見で、世論の猛反発にあい、結果的に広告収入に大打撃を食らうことになりました。今回、日本テレビはほぼ“ノー回答”という形で会見を開きましたが、日テレとしては、フジの轍を踏まないよう、絶対に間違いが許されない会見だったということでしょう」（キー局報道部記者）

 

　だが一方で、会見前から一部の関係者の間には、事情説明があったようだともささやかれる。前出の記者が続ける。

 

「キー局や複数の制作関係会社に対して、国分さんを降板させることに事前通達があったようです。ただ『追って会見をするので、それまでは絶対に内密に』との約束だったと聞いています。具体的な事案については、やはり会見と同じで“ノー回答”だったようですね。

 

　日テレ上層部としては、国分さんを今後も起用するつもりはないそうで、“永久追放”の構えだそうです。謹慎がいつまで続くのかわかりませんが、国分さんにとって、地上波復帰は絶望的でしょう」

 

　今回のコンプライアンス違反以外にも、国分をめぐっては過去のハラスメントに関する証言や、テレビでは見せない“素行”も多く報じられている。彼が戻ってこられる場所は、果たして残されているのだろうか。