
ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』(テレビ朝日系)で主演を務めることが発表された「嵐」の相葉雅紀
6月30日、嵐の相葉雅紀が主演を務める7月期の連続ドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行班係~』(テレビ朝日系)の出演者が発表された。ドラマへの期待が高まるなか、昭和の「名作ドラマ」を想起する人もいるようで──。
2009年に警視庁に新設された分析・追跡捜査の専門部隊「捜査支援分析センター」を舞台にした同作で、相葉は転職キャリア組で内閣官房長官を伯父に持つエリート刑事を演じる。
「『大追跡』は水曜日の午後9時に放送されるのですが、この枠はテレビ朝日の“看板”枠なんです。過去には東山紀之さんの『刑事7人』や井ノ原快彦さんの『特捜9』など、人気の刑事シリーズドラマが放送されました。今作は、相葉さん、大森南朋さん、松下奈緒さんによるトリプル主演となります。共演者には、佐藤浩市さん、遠藤憲一さん、光石研さんの出演が発表されており、制作サイドの熱の入れようがうかがえます」(スポーツ紙記者)
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相葉演じる“エリート刑事”に期待がかかるが、この作品に関して、Xでは
《大追跡って、加山雄三主演で藤竜也、柴田恭兵出演の刑事ドラマじゃない》
《同じタイトルにしたというのは、もう時効ということなのだな》
《加山雄三や藤竜也、沖雅也に柴田恭兵がでるのかと思ったら違うじゃないのよ》
など、1978年に放送されたドラマ『大追跡』(日本テレビ系)を想起する人の声が聞かれている。昭和のドラマが注目されたのには、理由があるという。
「加山雄三さんが主演を務めた同作は、柴田恭兵さんや藤竜也さん、長谷直美さんなど錚々たる俳優が出演した刑事ドラマで、名作として語り継がれています。くしくも、相葉さんのドラマも同じ『大追跡』というタイトルで、刑事ものになるため、昭和の名作を思い浮かべた人もいたのでしょう。
また、加山さんのドラマは通常の捜査で進展しない事件を扱う『遊撃捜査班』を設置していますが、相葉さんのドラマでも追跡専門の部署を描いており、細かい部分は異なれど、特別な捜査チームをテーマにしており、似たような印象を受ける人もいたのだと思われます。刑事ドラマも毎年何本も放送されますから、多少設定が似通っている作品があってもおかしくないでしょうね」(芸能記者)
思わぬ“タイトルかぶり”となった令和版『大追跡』は、相葉、大森、松下を筆頭に豪華な出演者が特徴的。ただ、相葉に関して、不安要素もささやかれている。
「これまでに、多くのドラマで主演を務めた相葉さんですが、嵐ファンからも演技力に関する不安が指摘されていました。今回は、同じく主演を務める2人はもちろん、佐藤さんや遠藤さんなどベテラン俳優が脇を固めるため、どうしても芝居で比較されてしまうかもしれません。バラエティ番組でのほのぼのしたイメージが強い相葉さんなだけに、“エリート刑事”という異色の役柄で、どれだけ普段の印象を覆せるかが重要になるでしょう」(前出・芸能記者)
テレビ朝日肝いりの枠で、相葉はお茶の間を“感謝カンゲキ”させる演技を見せられるか。