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パンサー尾形 7歳娘の前で“ビンタ”妻は“推し男性アイドル”と抱擁…過剰な“差別”演出にネット不快感

1児の父でもあるパンサー尾形貴弘が、6月30日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、7歳になるという愛娘のさくらちゃんとテレビ初共演を果たした。だが、これが思わぬ論争に発展している。
「さくらちゃんは、父親の尾形さんに対してあまり尊敬の念を抱いていないのか、冷めた目で見ているようで、『お父さんのことは好き?』という質問にも首をかしげていました。そればかりか、妻のあいさんに注意される際、尾形さんがビンタされる姿が『好き』と明言しています」(芸能記者)
くりぃむしちゅー上田晋也から「ざまぁみろって感じ?」と聞かれると、しきりにうなずき、その流れで上田から「ホントにお父さんのことビンタしていいの?」と聞かれると、「うん!」とうれしそうに即答。上田が尾形をビンタすると、大爆笑していた。
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「今年2月に念願の新居を構えたという尾形さん。購入に際して加入した生命保険が3か月後から有効になると明かし、『(保険が下りない)この3か月は絶対死ねない』と宣言。
万が一、足の裏にクギが刺さり、そこから毒が回って死んだら……という最悪な最期を語ると、ここで有田哲平さんが『お父さんがクギで踏んで死んだとこやってもらおうか』と提案。すると、さくらちゃんは素直に『うん!』と快諾。尾形さんがそのシチュエーションでのたうち回ると、さくらちゃんは父親を指さして、これまた大笑い。有田さんは娘さんの想定外の喜び方に『マジで死んだほうがいいかも』と言って笑っていました。もともといじられキャラの尾形さんですが、家族の前でも徹底的にいじられて笑いをとっていました」(同前)
この後、さくらちゃんとあいさんが応援しているという男性アイドルのYouTuberグループ・リアルピースがサプライズ登場。あいさんは、大好きというメンバーの「こぺ」とハグして大喜びした。結果、尾形が家庭内でどのような立ち位置にいるのかが浮き彫りになる展開となった。
X上では、
《昔からビンタやってるの多くない?今に始まった事じゃない》
《水ダウのドッキリの方が不快》
と擁護の声も一部あったが、娘が父親を見下すような態度や、家族からも笑いものにされるような扱いに対し、
《光の速さでチャンネル変えた》
《見てるこっち側からしたら何一つ面白くない》
《親がビンタされて大笑いしてる図に唖然とするばかり》
《親のことずっと指さすとか教育どうなってんの》
など否定的なコメントが寄せられた。この“イジり”について芸能プロ関係者はこう語る。
「奥様のあいさんのブログの読者であれば、尾形さんとさくらちゃんがいかに仲がいいのか知っているのですが、そうした関係性を知らない視聴者には奇異に映ったでしょうね。制作側や『しゃべくり』メンバーが、親子の仲良しぶりを示すために今回の“ビンタ芸”を演出して放送したのであればやはりズレていると言わざるを得ません。さらにいえば、どんなに仲がよくても番組でビンタされる父親を見て本心ではどう思っているかという点も気になりますよね。
もう少しすれば、それが家族を養うための“かっこいい芸”だと分かってくれるとは思いますが。いずれにせよ尾形さんをイジりすぎた結果、視聴者が引いてしまったというパターンです」
コンプライアンスがますます厳しくなるテレビ業界。笑いの境界線はどこに引くべきなのか。