日テレ『24時間テレビ』　国分太一降板後の「後輩アイドル」起用に批判殺到…「寄付金着服」系列幹部の“処遇スルー”で強まる不信

 

　7月1日、日本テレビ系の特別番組『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』の制作発表会見がおこなわれ、チャリティーパートナーが発表された。現在、TOKIOの国分太一をめぐる騒動の渦中にある同局には世間の厳しい目が向けられている。その影響により、会見発表後の同番組の出演者の起用に疑問の声が上がっている。

 

　毎年恒例の同番組は、今年度は8月30日と31日に放送され、総合司会を「くりぃむしちゅー」の上田晋也、フリーアナウンサーの羽鳥慎一、日本テレビの水卜麻美アナウンサーが務める。また、“番組の顔”となるチャリティーパートナーも明らかにされた。

 

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「King ＆ Prince（以下、キンプリ）が出演します。5人時代にメインパーソナリティーを務めた2021年以来、4年ぶりに永瀬廉さんと髙橋海人さんが現キンプリとしてカムバックします。チャリティーパートナーにはキンプリのほか、氷川きよしさんや長嶋一茂さん、やす子さん、志尊淳さん、浜辺美波さんが選ばれており、さまざまな企画に挑戦するようです」（スポーツ紙記者）

 

　Xはキンプリの出演を喜ぶファンがとくに目立っているが、一方でこんな声も……。

 

《日テレ一体どのツラ下げて24時間テレビのオファー出したの》

 

《日テレは国分の件があったのに懲りないのね…何も学んでないじゃん》

 

《うっわ…結局ジャニーズに頼るのかよ…》

 

《キンプリは身体に気をつけて24時間テレビ頑張ってほしいけど、流石に日テレきもすぎる。太一の件からそんな日も経ってないのにこれですか？》

 

　日本テレビは6月20日、国分にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを理由に同局の『ザ！ 鉄腕！ DASH！！』からの降板を発表した一方、国分と同じ事務所のキンプリを『24時間テレビ』で起用したことに疑問を持たれたようだ。

 

「キンプリは、国分さんと同じ事務所『STARTO ENTERTAINMENT』（以下、STARTO社）に所属しており、彼の後輩です。タイミングを考えると、すでにキンプリにオファーをした後に、国分さんの騒動が起きたのでしょう。しかし世間は、同じ事務所のタレントにオファーした日テレに納得がいかなかったのでしょう。

 

　また、2023年に旧ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けてか、2024年から長年、旧ジャニーズタレントが務めてきた恒例の『メインパーソナリティー』制度が廃止されました。一度はSTARTO社と距離を取りながら、再び同社のタレントの知名度に頼り始めたと感じる人もいるのだと思われます」（芸能記者）

 

『24時間テレビ』をめぐっては、2023年に日本テレビの系列局である日本海テレビの元幹部社員が、チャリティーの寄付金や会社の資金など約480万円を横領していたことが発覚。番組の根幹を揺るがす不祥事とあって、世間から大きな批判を集めた。この元社員の処遇に関して、最近動きがあったという。

 

「くしくも、国分さんの降板を発表したのと同じ6月20日、問題となった社員の裁判がおこなわれ、懲役3年が求刑されました。しかし、この件について日本テレビの情報番組は大きく取り扱わず、SNSでは疑問を抱く人が多く見られました。今回の制作発表会見冒頭で寄付金着服の件について謝罪する場面はあったようですが、国分さんへの対応もあり、日本テレビへの不信感はなかなか収まらないようです」（前出・芸能記者）

 

　番組のキャッチコピー「愛は地球を救う」にふさわしい内容が求められる。