
紅白に内定したME:I(写真・公式サイトより)
7月1日、11人組ガールズグループ『ME:I(ミーアイ)』の所属事務所『LAPONE GIRLS』(LAPONEエンタテインメント)が公式サイトを更新。【ME:I RANに関するお知らせ】を発表した。
「ME:Iは2023年にTBSで放送されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON3』で選ばれた11人によるグループです。2024年4月17日にCDシングル『MIRAI』でデビューしました。メンバーのRANさんは、グループのサブリーダーで人気です。不祥事かとざわついたんですが、“精神的疲弊のため、本人との協議により一定期間の休養が必要”という健康トラブルによる休養のお知らせでした」(芸能担当記者)
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当面の間は芸能活動休止とアナウンスした後で
《弊社として、アーティスト活動の支えが不十分であったことを真摯に受け止め、今後はより一層、所属メンバーの活動環境の整備に努めてまいります》
と、事務所の管理責任を謝罪している。なぜ、こうした表現をしたのか。
今年4月にデビュー1周年を迎えたME:Iは、じつはこれまで健康トラブルで活動休止したメンバーがRANで3人目となる。デビュー3カ月後に最年少メンバーのTSUZUMIが体調不良を理由に一時活動を休止。すぐに復帰したものの、ストレスが原因で発症する心の病気「適応障害」と診断されて、再度芸能活動を休止し、それから1年復帰していない。
さらに今年3月には、最年長メンバーのCOCOROも体調不良を訴え、ドクターストップによって現在も活動休止中。医師の診断は発表されていないが、彼女も精神的疲労ではないかと推察するファンが多い。結果として、現在は8人組グループとして活動している。
「今回のRANさんも“精神的疲弊のため”ですから、運営サイドに何らかの問題があるのではないかとSNSで話題になったのです。さすがに3人連続ですから、事務所側も“アーティスト活動の支えが不十分”という一文を入れざるを得なかったんでしょう」(前出・芸能担当記者)
X上でも運営を非難する声が止まらない。
《精神的疲弊っていう理由をあげたことは何も隠しようがなく、蘭ちゃんは追い詰められていたと考えます。精神的疲弊の為なんて理由は初めて聞いた。これは、ラポネに責任あるよ。どうすんの、これからのミーアイ》
《3人めて、もうME:Iやばいんじゃないの 実際は内部ボロボロでしょ》
《適応障害って一定数いるからしょうがないけど11人の中で3人は多すぎるね 人間関係よくない職場だと多発するよね メンバー内とは限らないけど》
活動休止が3人となると、ファンも“たまたま続いた”とは思えないようだ。
「オーディション企画発のグループにありがちなことですが、ME:Iは2024年にデビューすると、すでに知名度を得ていたために一気にスターダムに駆け上がりました。レコ大新人賞や紅白歌合戦に初出場するなど、すさまじい活躍でしたが、その反面、環境が激変しメンバーが多大なストレスを感じていたのも間違いないはず。その点をきちんと運営サイドがフォローできていたのか。疑問が募るばかりです」(同前)
再び11人でパフォーマンスができる日はやってくるのだろうか……。