
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板をきっかけにTOKIOの解散まで引き起こした国分太一
7月2日、株式会社TOKIOが、公式サイトで廃業を正式に表明した。サイトでは《株式会社TOKIOからのお知らせ》と題し、《このたび、グループTOKIOの解散に伴い、株式会社TOKIOは所定の事務手続きおよび関係各位へのご説明等を終え次第、廃業する運びとなりましたことをご報告申し上げます》と報告。《皆様にご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、これまで賜りましたご厚情に対し、心より御礼申し上げます》と、感謝のメッセージをつづっている。
廃業にともない、株式会社TOKIOが運営していた福島県の施設「TOKIO-BA(トキオバ)」も閉園する。
国分太一のスキャンダル発覚から会社解散までの流れをスポーツ紙記者が整理する。
「6月20日、日本テレビの福田博之社長が緊急で記者会見をおこない、国分さんに複数のコンプライアンス上の問題が確認され、レギュラー出演する『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)から降板することが明らかになりました。詳細は明らかにされなかったものの、複数メディアの報道によれば、番組のスタッフへのセクハラ行為やパワハラ行為が取りざたされています。同じ日には株式会社TOKIOのウェブサイトで、国分さんの無期限の芸能活動休止が発表され、6月25日、グループとしてのTOKIOが解散発表となりました」
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猛スピードで展開した一連の流れだが、X上ではいまだ、根源的な疑問が語られている。
《国分太一はいったい何をしたの?》
《国分氏が何をしたかも聞いていないのに早々と廃業…》
《会社の廃業にまで話が及んでるのに国分さんはなんで同じ会社の同僚にすら説明してないのだ》
こうした声が聞かれる理由を、前出のスポーツ紙記者が語る。
「国分さんのスキャンダルを受け、リーダーで会社の代表取締役社長を務める城島茂さんと、副社長と広報を兼任する松岡昌宏さんによる、関係各所への“謝罪行脚”が伝えられています。しかし、2人とも国分さんが何をしたのか、詳細は把握していないと松岡さんが取材で語っています。肝心の部分が“ブラックボックス”になったまま会社廃業となれば疑問の声は高まるだけであり、スキャンダルの内容は『会社を廃業するほどのものなのか』といぶかしむ声も出てくるでしょう」
芸能ジャーナリストは、一連の“スピード対応”は、結果的に「スキャンダルの中身を隠すことになった」と指摘する。
「国分さんが何をしたのか明らかになっていませんが、TOKIO解散にまで至っているわけですから、それなりの責任を取ったことになります。しかし真相が分からない限り、社会的に強い影響力のある芸能人として説明責任を果たしたとは言えず、再発防止など、今後に生かす教訓を考えることもできません。プライバシーを盾に真相を明かさず、幕引きを図ったというとらえ方もできます。もし、国分さんに表舞台へ復帰するつもりがあるなら、何をしたのか明らかにするのは、避けて通れない道だと思われます」
「立つ鳥跡を濁さず」のつもりが、とてつもない“濁り”を残していったようだ。