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草彅剛、10年ぶり『FNS歌謡祭』出演で見せた“パフォーマンス”に賛否…歌唱力には疑問符も番組の粋な演出にはファン満足

草彅剛
草彅剛が、7月2日放送の『2025 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)に生出演。久々の歌声を披露したことが話題を呼んでいる。
「2005年から2014年まで、草彅さんは番組の司会を務めてきました。約10年ぶりに番組に出演し、現在の司会である嵐・相葉雅紀さんと対面したのです。芸歴も大先輩の草彅さんですが、『相葉さん、お久しぶりです!』と深々とお辞儀をして笑いを誘うなど、いつもと変わらない柔らかな物腰を見せました」(芸能ジャーナリスト)
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そんな草彅が今回、披露したのが、自身が作詞作曲を手がけた『STAY WITH ME』だった。この曲はこれまで、彼のファンミーティングのみで披露されてきた、知る人ぞ知る楽曲。もちろん、地上波初パフォーマンスとなる。しかも今回、こちらもテレビで初めて、ギターで弾き語りするということでファンの期待が高まった。
Tシャツとジーンズというラフなスタイルで弾き語りに臨んだ草彅。ときおり目を閉じ、しみじみと歌い上げていたが、Xでは絶賛の声もある一方、こんな率直な感想も……。
《もう少しどうにかならんかったかな?》
《よくわからない曲気持ちよさそうに歌う上司のカラオケ思い出した》
《作詞、作曲の内容もさることながら歌唱力》
《相葉ちゃんがいい歌って言うから聴いてみたら歌詞も内容薄すぎて仰天した》
と、歌の内容や彼の歌唱力に、疑問符がついてしまったのだ。ファンらしき層からのつぶやきにも、
《草彅剛の歌には心がある》
《相変わらず音程は不安定やけど大好きな真っ直ぐな草彅剛だったので最高だった》
《必死に歌う感じが伝わって非常に良かった》
と、“温か目線”での反応が寄せられる事態に。これについて、芸能プロ関係者は語る。
「たしかに草彅さんのパフォーマンスには、声が裏返る場面も見られるなど、緊張していた感じがありました。ただ、もともと草彅さんはSMAP時代から“歌うま”なメンバーではありませんでした。飾り気がなく、誠実さがにじみ出る歌い方がファンに支持されていたのです。また、独立してからもボイストレーニングは続けており、歌唱力は確実に向上しています。心を込めてまっすぐに届けようとする姿勢こそ、いまもなお支持される理由でしょう」
また今回は、番組による粋な演出もあった。
「歌詞のテロップを、ファンミーティングで使用した手書きのものをそのまま使ってくれていたのです。草彅さんとの打ち合わせでそうなったのかもしれませんし、フジの音楽スタッフが彼の“世界観”を大切にしようとしたのかもしれません。パフォーマンスのクオリティを重視する人からすれば、満足できないものだったのかもしれませんが、これぞと納得できたファンが多いのも事実ではないでしょうか」(前出・芸能ジャーナリスト)
“雰囲気”は最高だったということで……。