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芸人のネタにテロップつけるのはありかなしか、ケンコバは不要派
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.03.03 20:00 最終更新日:2018.03.03 20:00
2月21日放送の『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)にて、お笑い芸人のケンドーコバヤシが、バラエティ番組『エンタの神様』(日本テレビ系)について、語っていた。
この番組は多くのブレイク芸人を輩出した一方で、コアなお笑いファンから批判的な見方もあったのだが、ケンコバも同じ見解のようだ。
「字幕(番組内のネタに入るテロップ)は要らんような気がするけどね。だって、(視聴者に)伝わるか、伝わらへんかは、ガチの話で言ったら、芸人が(腕を)磨いていかなあかんだけのことやから」
字幕が必要なのは、芸の腕が足りていないだけと辛辣なコメントだ。
「伝わるように作りなさい、聞こえるようにやりなさいっていうね。それは劇場に出てる師匠たちもそうやってきたんやから。『テロップ出さなきゃ伝わらない』ってことは、出し手の力不足じゃないの? って思うけど」
これに対して、アンガールズの田中卓志がこう反論する。
「演出してる人は、芸人をやったことがあるわけじゃないだろうから。芸人の思いはわかるけど、視聴者に近いのは、そっち(演出家)の人の方だと思う。
その人が『テロップがあった方がいい』って思うんだったら、そういう番組もあっていいんじゃないかなって思うんです」
それでもケンコバは「(字幕が)ある番組もあっていいと思うけど、(字幕に)頼る世界になっていくぞって思ってしまう」と揺るがない。
有力な芸人同士でも意見が割れるセンシティブな話題だが、それぞれのスタイルが垣間見える討論だった。