
遠野なぎこ(写真・本人Instagramより)
遠野なぎこの自宅で起きた異変。彼女の身にいったいなにが起きたのかーー。
7月4日、東京・豊島区にある遠野の自宅マンションから身元不明の遺体が発見されたことがわかった。遺体は死後数日が経過しており、一部の報道では腐乱していたと報じられている。捜査関係者は遺体の身元について慎重に調べているという。
同じく4日、遠野の自宅マンションに“異変”が起きていたことを『NEWSポストセブン』が報じている。記事によると、3日の夕方に救急車や消防車のほかにも、警察がマンションに来ていたという。
本誌も近隣住民を取材したところ、こんな声が聞こえてきた。
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「たしかに、昨日の夕方に、救急車や警察がやってきました。遠野さんは5、6年ぐらい前から住んでいたはずです。最初はペットが脱走したとか、ガス漏れじゃないかと噂していたんですが、出入りする人たちの人数や表情を見るに、そんな“簡単なトラブル”ではなさそうだと感じました」
そもそも遠野は2025年1月にマネジメント会社と業務提携を解消。“孤立”していた。
「完全にフリーな状態だったようですね。遠野さんは積極的にSNSを更新していました。孤軍奮闘していたためか、ファンから寄せられるコメントが彼女の励みになっていたのでしょう。遠野さんは自身のSNSを1日に10回ほど更新することもありましたよ。6月27日を最後に更新はストップしています」
突然の出来事に遠野の身を案ずる声が多数聞こえるなか、X上では彼女の“愛猫”への言及も見られる。
《猫を本当に愛する人だったから、猫の事は本人が1番気がかりだろう》
《猫ちゃんは?何日間か経ってたって言うけどその間ねこちゃんはご飯とか暑さとか大丈夫だったの?》」
《遠野なぎこ気の毒すぎて。。猫ちゃん飼ってたけど、猫ちゃん無事でありますように》
遠野は2024年4月からラグドールの「愁くん」を飼っている。自身のブログでは家族に迎えるきっかけについて
「最初は保護猫ちゃんで探していて、一昨年位から保護猫シェルターにも何度も足を運んでいたのですがなかなか出会えず」
とした上で、訪れたペットショップで値下げされていた猫を見て
「『私が引き取らなきゃ、このまま大きくなってしまったら誰が…』みたいな正義感も無かったと言ったら嘘になりますね。そんな感じで、悩みに悩み3回通い4回目に引き取りました」と明かしている。
「遠野さんはもともと、メインクーンとノルウェージャンの『悠くん』と『蓮くん』という猫を飼っていましたが、すでに亡くなっています。一時は摂食障害が悪化するほど落ち込んでしまったようですが、愁くんを迎えたことで精神的な安定を得られたようです。実際に、彼女のSNSでは毎日愛猫が登場しており、ブルーの瞳が綺麗な男の子ですよ。
2024年4月に公開されたウェブインタビューでは、猫について
《相手を愛する、という感情は持ったことがない。猫ちゃん以外に愛したことがない。愛するという感情は知っています。私は猫ちゃんに命もあげられる》
と我が子としての激愛ぶりが見られます。自宅で発見された遺体は腐乱していたようなので、愛猫がこうした暑さに耐えられるのかファンが心配するのも無理はありません」(芸能記者)
2025年2月には、自身のブログで将来のための“準備”を明かしていた。「“私が死んだあとも…”」という題名で更新された記事には、『私が死んだあとも愛する猫を守る本』という書籍を購入したことを報告しており、自身の財産は猫に譲りたいとも綴っている。実際、知人にお願いするという形で準備はしていたようだ。
7月5日に作家の吉川ばんびさんがXを更新。
《【遠野なぎこさんの愛猫・愁くんの所在について、ご存知の方おられませんか】
遠野さんのご自宅から、身元不明の遺体が発見されたと報道がありました。去年、遠野さんとは「もし私の身に何かあれば愁くんを引き取ってほしい」とお約束をしており、現在、愁くんの所在について情報を探しております》
と投稿している。
「何かあった際に吉川さんが愁くんを引き取るという約束をしていたんですね。ただ、吉川さんが探しているということは現時点で愁くんの所在がわかっていないということでしょうね」(芸能記者)
遠野も愛猫も無事だといいのだが……。