【自宅に身元不明の遺体】遠野なぎこ、大親友タレントとの “絶縁” 生んだ『水ダウ』企画に高まる批判

 

　女優・遠野なぎこの自宅から身元不明の女性の遺体が発見された。遠野本人とは連絡がついておらず、SNSの更新もストップした状態が続いている。

 

　ネット上では遠野が出演したドラマ作品やバラエティ番組について言及する声が並んでいるが、そのなかでもとくに、2017年5月に放送された『水曜日のダウンタウン』（TBS系）での、元モーニング娘。矢口真里への “ドッキリ企画” に批判が相次いでいる。Xでは、

 

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《遠野なぎこと矢口真里を喧嘩させたりした水曜日のダウンタウンはそろそろ終えていいんじゃないかな。友人の絆を切って笑う最低の企画やってたよな》

 

《水曜日のダウンタウン（水ダウ）のやつね。企画とは言えなかなかなことをやるよな。面白おかしく》

 

　といった言葉が並んでいる。問題の企画内容をスポーツ紙記者が語る。

 

「当時、プライベートでも飲みに行くなど仲のよかった2人が、カラオケボックスへ行き、突如、遠野さんが矢口さんに『仕事への姿勢』について説教を始めます。

 

　企画内容は、ダメージを受けた矢口さんがカラオケを歌えるかを検証するものでしたが、矢口さんが怒り出し、遠野さんに『縁を切る！』と言い放つ “ガチ” な流れになりました。

 

　その後、ネタバラシがあり、2人は号泣しながら抱き合いました。遠野さんは『私まったくそんなこと思ってないからね』と涙ながらに話しました」

 

　その場は和解に至ったように見えたが、この企画は2人に深刻な亀裂を生むことになった。

 

「2人はその後、本当に “絶縁” 状態となってしまったのです。2020年7月放送の『バラいろダンディ』（TOKYO MX）では、遠野さんが『水ダウ』企画をきっかけに矢口さんと絶縁状態になったと明かしました。

 

　遠野さんは生真面目なので、ドッキリとはいえ、相手に『縁を切る』とまで言わせてしまったことを気にするようになり、距離を置くようになったそうです」（前出・スポーツ紙記者）

 

『水ダウ』といえば、これまでも過激な企画が数多く放送されてきた。2018年には、コロコロチキンペッパーズのナダルが路上で強引に拉致・誘拐される場面を撮影中、事件と勘違いした100人以上の一般人が警察に通報する騒動を起こしている。

 

　さらに、過剰なコロナ対策を揶揄する企画では、「実際に亡くなった人もいる」という批判の声も出ていた。

 

「裏を返せば、同番組のドッキリ企画はそれほど “ガチ” だったというわけですね。ただ、ドッキリにかけられてそれを笑いにすることが “本業” であるお笑い芸人と比べ、女優である遠野さんを起用したことが “あり” だったのかは疑問が残ります。

 

　遠野さんについては、当時すでに自伝が刊行され、不安定なメンタルについては、キャスティングする人間であれば十分わかっていたことです。過度な精神的負担を強いてしまった可能性はありますね」（芸能ジャーナリスト）

 

　はたして、矢口の胸中は……。