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【独自】国分太一と13年共演“料理家”が初告白…騒動後の「国分からの連絡」と『男子ごはん』存続への思い

料理家・栗原心平(左)と元「TOKIO」の国分太一
元「TOKIO」の国分太一が無期限活動休止を発表して3週間。国分と番組で共演していた“相棒”に直撃すると、意外な返答が……。
6月20日、テレビ東京は、国分のコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを理由に、国分がMCをつとめていた料理番組『男子ごはん』(テレビ東京系)の放送見合わせを発表した。
「6月29日の『サンケイスポーツ』で、当初26日に予定されていた収録が見送りになったと伝えられました。毎週日曜日の午前中に放送していましたが、国分さんの休止以降、別の番組に差し替えられる状況が続いています。テレビ東京の吉次弘志社長は、7月3日の定例会見で番組継続、終了について決まっていないことを明かしました」(芸能記者)
番組は、2008年に国分と料理研究家のケンタロウによる『太一×ケンタロウ男子ごはん』としてスタート。2012年にケンタロウがバイク事故の治療に専念するため降板して以降は、現在の番組名に改題し、料理人の栗原はるみ氏の長男で料理家の栗原心平と国分の2人で継続してきた。
13年間国分とタッグを組んだ栗原だが、7月7日に自身のYouTubeチャンネルでおこなったライブ配信にて、『男子ごはん』に言及する場面があった。
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「国分さんや番組名は出さなかったものの、『さすがにまったく触れないというわけにもまいりませんので』と切り出し、『いろいろとご心配のお声をいただいておりまして、本当にありがとうございます』と、番組の視聴者に感謝の言葉を述べました。国分さんに関しては、番組スタッフに対するパワハラのような言動があったと複数のメディアで伝えられています。
SNSでは、『男子ごはん』の放送で、国分さんが栗原さんに強く当たっているように見えることが指摘され、栗原さんを心配する声もあがっていました。ただ、この“パワハラ疑惑”に関して、栗原さんは『誤解のないように願いたいですけど、僕はあの収録は大好きな収録でした』と話していました」(前出・芸能記者)
ケンタロウの後を受け継ぐ形で、さまざまな料理を披露してきた栗原。『男子ごはん』には特別な思いがあるようだ。
「栗原さんとケンタロウさんは過去に共演したことがあり、ケンタロウさんの料理の技術を尊敬していたそうです。もともと、ケンタロウさんは彼の母親であるはるみさんの番組に出演して親交が深かったこともあり、栗原家とは縁があったといえます。心平さんは当初、ケンタロウさんの後任になることにプレッシャーもあったようですが、就任後はやりがいを感じていたのです」(テレビ局関係者)
国分と二人三脚で番組を続けて13年経ち、番組は存続の危機に立たされている。栗原は、番組や国分に対して何を思うのか──。
7月上旬、本誌「Smart FLASH」は、都内にいた栗原を直撃。キャリーケースを手にしていた栗原は、記者の姿を確認すると、『男子ごはん』に関する取材だと察したのか、「すみません、今は何もお答えできないので」と、表情を曇らせる。ただ、改めて取材の趣旨を伝えると、立ち止まって真摯に対応してくれた。
―─『男子ごはん』を心配する人も多いようですが、番組を続けたい気持ちはありますか?
「たくさんありがたいお声をいただいているので、お答えしたいですが、決めるのはテレビ東京さんなので。番組の今後に関して、何も連絡は受けていません。あとは、YouTubeでお話したことがすべてです」
―─国分太一さんから連絡はありましたか?
「いただいてます。(内容は)ごめんなさい」
国分の肉声を聞いたという栗原。最後に、長年苦楽をともにした思いを尋ねると、しばらく沈黙した後、「(コンプライアンス違反について)何があったか分かりませんし、それについて言及できることはありません」と答え、「出張なのですみません」とその場を去った。
気取らず自然体な料理番組として、視聴者に愛されてきた『男子ごはん』の行方は果たして──。