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国分太一降板の『テレ東音楽祭』ピンチヒッターで登場した芸人が見せた“ガヤ仕切り”に集まる賛否

15回めの出演となるはずだった『テレ東音楽祭』を降板した国分太一
7月9日、音楽特番『テレ東音楽祭2025~夏~』(テレビ東京系)が放送された。そのなかでゲストとして登場した、お笑いコンビの仕事ぶりが話題となっている。
「『テレ東音楽祭』は2014年にスタート。おもに夏と冬の年に2回、放送されている人気番組です。6月12日に、MCは国分太一さん、番組進行を田中瞳アナウンサーが務めると発表されていました。国分さんは通算15回めの登板で、節目ということもあり、『伝説の音楽祭になるようにがんばります』と意気込みを語っていたのですが、6月20日、コンプライアンス違反を理由に無期限謹慎となり、番組も降板となってしまいました。
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MC不在の状態で、どのように番組が放送されるのか不安視されていましたが、その穴を埋めるべく、郷ひろみさんや氷川きよしさんらが応援団を結成し、さらに、スタジオゲストにお笑いコンビのニューヨークが参戦したんです。ニューヨークの2人は、田中アナの隣に座ったり、出演アーティストに話を聞いたりと、ほとんどMCのような立ち回りでした。ですが、声を荒らげるような仕切りも多く、番組放送中から、2人の進行に賛否の声があがっていたんです」(芸能記者)
Xでも《ニューヨークはもう続投だな。》《ニューヨークが居たから面白かった》《来年は正式MCとしてニューヨークを採用してください》などと、称賛のコメントが書き込まれた一方で《本当にずっとうるさいし、黙ってて欲しい》《マイクオフってよ》などと、“ガヤ仕切り”への批判が寄せられる事態に。
だがテレビ業界からは、音楽番組をまかせられる芸人として注目が集まっているという。
「ボケの嶋佐和也さんと、ツッコミ担当の屋敷裕政さんからなるお笑いコンビですが、2025年4月からは、音楽番組『ザ・グレイテスト・ヒッツ』(NHK)のMCを務めています。またアイドル相手の番組という意味では、現在『なにわ男子の逆転男子』(テレビ朝日系)のMCも担当しています。共演者のおもしろさを引き出すのがうまいと、業界内の評価は高いんです。
今回、国分さんが降板し、短期間で代役を探すとなったとき、オファーしやすく、かつ音楽番組の経験があるということで、2人に白羽の矢が立ったのかと思われます。
じつは屋敷さんは、TOKIOと縁があるんです。屋敷さんは芸人になる前、テレビ番組の制作会社でADとして1年、働いていたのですが、当時、担当していた番組のひとつが、国分さんの降板がいちはやく発表された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)でした。今回の起用と関係あるのかはわかりませんが、番組出演が、彼らにとってステップアップのきっかけになるかもしれません」
少なくとも、ピンチヒッターとしての爪痕は残せたようだ。