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藤島ジュリー景子氏 告白本のキンプリ分裂騒動にファン猛反発、Number_iの“裏切り退所”で対立再び

藤島ジュリー景子氏
7月10日、「女性セブンプラス」が旧ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子元社長の“告白本”の内容を報道した。
「7月18日発売の『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』(新潮社)の内容について、ジュリーさんの“知人の証言”ということで記事にしています。その中で、2023年5月に現Number_iの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が脱退・退所してTOBEへ移籍、残された永瀬廉と高橋海人のふたりによって屋号が守られているKing & Prince(キンプリ)の分裂劇についてジュリーさんの視点から語っています」(芸能担当記者)
告白本の中では、退所を話し合っていたのは現Number_iの3人だけで、残りのふたりは全く事情を知らなかったとしている。藤島氏は「唖然とした表情で、状況をのみ込めずにいた」と、3人の脱退は寝耳に水だったというのだ。
「この内容が実際に告白本に記されているかどうかは発売されないと分かりませんが…King & Princeの足並みが揃っていなかったかのような藤島氏の言い分に、ファンは激怒しています。ファンの共通認識は“ジュリーさんが解散に追いやった”というものであるため、メンバー間の関係性は問題なかったと考えている人が多いのです」(前出・記者)
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Xでは、ジュリー元社長に対する怒りのポストが続々と書き込まれている。
《ファンに寄り添えない、所属タレントに寄り添えないなら社長になるなよ。何が告白本だよ。何度でも言えるし真実なんて隠して話すこともできるんだって!》
《結局さー、ジュリーのプライドとかなんやかんやで対立してるように見えてたんだなー》
《勝手に裏切られたテイになってて悔しいのよね わかるよ、もっと稼がせたかったのよね》
3人脱退の経緯については、2022年11月に永瀬廉が「King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN」で話している。
「永瀬さんは『海外のことを含め、個々の考えが少しずつ違うと感じていた。仕事の終わりに呼ばれて、辞めたいと思うんだよねと伝えられた』『3人が辞めたいと思ったこともショックやった』と話し、それでも『このグループをどうしても残したかった…みんながいるキンプリが好きやったから』と涙声でグループ継続の決意を語っていたという過去があります。
脱退の経緯をめぐり、Number_iとKing & Princeのそれぞれのファンはこれまで度々対立を繰り返してきました。各々別の道で活躍するようになりようやく収まったかと思われたのですが、今回の藤島氏の発言は再びこの対立に火をつけることになりそうです」(前出・記者)
キンプリは7月10日にふたり体制になって初のドームツアーの東京ドーム公演を開催。5万5000人のティアラ(ファンの総称)を沸かせた。めでたい日に分裂騒動を蒸し返されるのは、ファンには迷惑な話だろう。
「ふたつのグループはそれぞれ頑張って活動を続けています。分裂の経緯などをいまさら暴露するよりは、いつか両グループが共演できるような未来を夢見たほうが面白い。今、ジュリーさんは事務所と無関係であるなら、事務所間の架け橋になるような行動も取れたのではないでしょうか。責任ある立場として、過去のこととはいえ、べらべらと内実を明かすことがいいことなのか、疑問が残りますね」(前出・記者)
同書が発売されるまで1週間。さらに波紋が広がりそうだ。