元「SKE48」アイドル“5000万円衣装”でAKB48センター出演の“セレブ演出”にファンから非難殺到

 

　7月9日に放送された『テレ東音楽祭2025～夏～』（テレビ東京系）。例年、MCを務めていた国分太一が「複数のコンプライアンス違反」により無期限活動休止を決めたことで、“MC不在”が注目されていた。

 

「この番組は、国分さんと女優の広末涼子さんによる司会が有名でしたが、2023年には不倫報道の影響で広末さんが降板。それに続いて、国分さんまで番組から姿を消すこととなりました。番組のサポートのために結成された応援団には、郷ひろみさんや氷川きよしさんなどの大御所歌手から、なにわ男子などいまをときめくアイドルまでが集結し、番組を盛り上げました。また、ゲストとしてお笑い芸人のニューヨークの2人が登場して、実質的なMCとなる立ち回りを見せていました」（芸能記者）

 

　ASKAの親子共演や、伝説のアイドルグループ「チェキッ娘」の26年ぶりの復活が話題を呼び、番組は好評のうちに幕を閉じた。しかし、ある演出には、X上で非難が殺到していた。

 

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《テレ東音楽祭石田安奈いらないから現役メンバーだけでフラゲ歌唱すればよかった　そもそもセンターの器じゃないし　兼任も短いし　なんだかな》

 

《最近セレブとして話題の石田杏奈さんが5000万円の衣装を着てフライングゲットのセンターを務める　まだ理解しきれていないのでもう1度教えてください》

 

《元AKBだかSKEのセレブママタレントがブランド品を引っ提げて現役メンバーのセンターで踊る演出、どう問題視すれば炎上して転落させられるんだ…》

 

　出演したAKB48の“センター”を務めた人物に、疑問を抱く声が集まったのだ。

 

「グループ結成20周年を記念して披露されたのは、代表曲のひとつで爆発的なヒットを記録した『フライングゲット』です。進行を務めた田中瞳アナが『卒業生のみなさんも、さまざまな分野で活躍されています。最近、セレブとして話題の石田安奈さんをセンターに、お送りします。衣装がなんと5000万円です』と紹介すると、高級腕時計がアップになり、約400万円のエルメスのバッグ『ケリー』を持つ石田さんが、SP風の男性2人を引き連れて登場しました。脇を固めたのは現役メンバーの2人で、ゴージャスな椅子に座る石田さんの横に膝をついて、羽根があしらわれた扇子で彼女をあおぐ演出がなされました。

 

　パフォーマンスの途中、石田さんだけ衣装をチェンジする際には、現役メンバーがお手伝い。結果的に現役メンバーは石田さんの“引き立て役”となってしまっていました」（前出・芸能記者）

 

　こうした演出に、ファンが猛反発しているというわけだ。

 

「石田さんは2009年、SKE48のメンバーとしてデビューしており、AKB48との兼任期間はわずか1年未満です。2017年に卒業した後は、22歳年上の実業家と結婚して、SNSで“セレブ”キャラを売りにしている2児の母。AKB48では目立った活躍をしておらず、ファンとしては、大切な番組で彼女がセンターを務めたことに、複雑な心境を抱えているようです。一方、彼女としては局側の演出に対応するため、わざわざ高額衣装を用意してあげたという思いもあるはず。結局は、演出を担当したテレビ局側の問題といえそうです」（芸能ジャーナリスト）

 

“身近さ”が売りのAKB48には、似つかわしくない演出だったようだ。