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きゃりーぱみゅぱみゅ、新曲で第1子と共演も乳児の“デビュー”に疑問噴出、議論呼ぶ有名人の「我が子」の扱い

2024年8月、まだ妊娠中だったきゃりーぱみゅぱみゅ(写真・金谷千治)
歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが、7月10日までに更新されたInstagramで、2024年10月に生まれた第1子とともに写る最新のアーティスト写真を披露し、話題となっている。
きゃりーはサングラスをかけた赤ちゃんを抱きかかえて、
《New visual This is my little one》
《これまでもきゃりーぱみゅぱみゅは自分の人生でHOTな出来事を作品に落とし込んできましたが、我が子がアー写に登場する日が来るとは…! 感慨深いですね。とってもとっても気に入っています! ママも仕事もがんばるぞ〜!》
とメッセージを添えている。衝撃のビジュアルに、Xでは《きゃりーも子供もかわえ》といった声がある一方で、批判的な意見も少なくない。
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《あまり好きでないな、子供の自我がまだないわけだし》
《子供使って気を引きたいのは分かるが、顔隠してまで出す必要ある?隠すなら誰でもいいじゃん言われるよ》
こうした声が聞かれる理由を、芸能ジャーナリストが解説する。
「きゃりーさんのお子さんは、まだ生後9カ月の『乳児』です。この段階では子育てに専念すべきでは、という考えがあるのでしょう。さらに今回の最新ビジュアルは“記念写真”のようなものではなく、新曲の『KURU KURU HARAJUKU』での共演も告知されていますから、まさに“仕事”です。言ってしまえば、乳児の状態で芸能界デビューしたようなものです。今後も“子連れ”キャラを押し出していくのでしょうが、物議をかもしそうです」
もともと、芸能人や著名人の「我が子」の扱いについては、議論を呼び起こしやすいという。
「2025年4月には、元AKB48メンバーで女優の板野友美さんが、“イヤイヤ期”を迎えた3歳の娘に対し、『ぐちぐち言わないで』としかり『じゃあね。バイバイ』と冷たく言い放つYouTube動画が問題となりました。子どもを持つママさんユーザーからは《よく見かけるじゃん、こんな光景》とフォローのコメントもあったものの、娘をきっちりしかれる母親をアピールする板野さんの姿勢に、批判も起こりました。直近では眞鍋かをりさんが、子どもが『お受験塾を1日で辞めた』と明かし、波紋を呼んでいます。
ひと昔前であれば、子どものことは親がすべて決めるのが当然で、芸能人が子どもをメディアに出したり、ブログに載せたりしても“当然のこと”と受け取られてきました。しかし、デジタルタトゥという言葉があるように、いまの社会では一度、顔を公開したり情報を載せたりすると、それが完全に消えることはありません。子どもが成長した後に、親がネットにアップした情報に触れることになる可能性もあります。そうした観点から、子どもの姿をSNSなどに投稿するのを控えるべきだ、という論調も生まれています。きゃりーさんへの批判も、こうした背景があるのでしょう」(同前)
きゃりーは、2024年4月の妊娠発表時も、おなかを抱えた「マタニティフォト」のイメージを公開している。妊娠中には、大きくなるおなかに合わせた白いパステルカラーの衣装で仕事をこなし、“マタニティハイ”が取り沙汰された。子どもとともに歩む姿を見せたいのだろうが、今度は“第1子ハイ”などと指摘されないか心配だ。