遠野なぎこ「歩行困難」報道で深まる “自宅で遺体発見” の謎…「もっと聞いてあげれば」元事務所関係者の悔恨

 

　遠野なぎこが消息を絶って、まもなく2週間となる。ことの発端は7月3日、東京・豊島区にある遠野の自宅マンションから身元不明の遺体が発見されたことだ。

 

「3日の夕方に、救急車や警察がやってきました。遠野さんは5、6年ぐらい前から住んでいたはずです。最初はペットが脱走したとか、ガス漏れじゃないかと噂していたんですが、出入りする人たちの人数や表情を見るに、そんな “簡単なトラブル” ではなさそうだと感じました」（近隣住民）

 

　発見された遺体は腐乱していたという。

 

関連記事：【自宅に女性遺体】遠野なぎこ『アウトデラックス』で共演のマツコに心配の声「そろそろ本当のなぎこに戻ったら」と諭していた過去

 

「死後数日経っていて、暑さのためか遺体が腐乱しており、身元の判別が難しいようです。警察はDNA鑑定で身元の特定を進めており、鑑定結果は数日かかると言われていました。遠野さん本人と連絡がつかないので、関係者は不安を抱えています。遺体発見から2週間近く経ってもDNA鑑定の結果は公表されず、遠野さんの安否は宙に浮いたままです」（事件担当記者）

 

　遠野を案ずる声が多く聞こえるなか、7月14日、『WEB女性自身』が遠野が歩行困難だったことを報じた。記事によると、2020年頃から足根管症候群を抱えており、足底に痛みや痺れがあったことを元マネージャーが証言している。

 

「ほかにも、地方公演の際に大量の酒を持ち込むなど、かなり飲酒量が増えていたことが同誌で明かされました。

 

　遠野さんは15歳から摂食障害を患っており、消息不明になる直前の6月25日にはうつ病であることも公表。1日に何度も更新していたブログでは、精神的に不安定な一面ものぞかせており、ますます自宅で発見された遺体への謎が深まっています」

 

　2025年2月からフリーで活動していた遠野。かつて遠野が所属していた事務所関係者のX氏は、当時の遠野の様子をこう語る。

 

「情緒が安定せず、泣きじゃくることが多かったんですよ。私がお酒を控えるように諭しても、『結局は私はひとりぼっち』とか『そうやって見捨てられる』とか言って泣くんです。

 

　一方で、真夜中に着信があり慌てて次の日に連絡すると『あっ、そうだっけ？』なんてケロっとしているんですよ。ただ、根底には仕事の悩みがあったと思います。『まだ私って需要あるのかな』という不安はいつも漏らしていましたから」

 

　音信不通となった彼女に対して、後悔の気持ちものぞかせている。

 

「どんなに支離滅裂な泣き言でも、もっと真剣に聞いてあげればよかったのかもしれません。一方で、あのときに何かをすることで彼女を変えることができたかと言われれば、それもわかりません。とにかく無事であってほしいです」

 

　足と心の痛みに耐え続けた遠野。多くの人が心配をしている。