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泉谷しげる「赤面症を克服するため傍若無人のイメージを作った」

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.03.06 16:00FLASH編集部

泉谷しげる「赤面症を克服するため傍若無人のイメージを作った」

 

 シンガーソングライター泉谷しげるとミュージシャンの仲井戸麗市が、2月25日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した。

 

 番組では、元RCサクセションのギタリストだった仲井戸が「泉谷ってさ、なんか漫画っぽいんだよ。昔から。(忌野)清志郎とみんなで泉谷が最初ステージに立ったときに、『どうせ大したことねえよ』ってバカにしてた」と当時を振り返り、「最初から恐くない」と続けた。

 

 これに対し泉谷は「(仲井戸と)出会う2、3年前までは赤面症で。車もダメで船もダメで、すごい神経症だったの。これじゃあ自分は泉谷しげるになれないと思って。これはなんとか変えなきゃいけない。孫悟空とか、いろんな無茶苦茶な、酒飲みで傍若無人というイメージをして。俺はつくりもんです(笑)」と応じる。

 

 テレビで怒りっぽいキャラクターが定着している泉谷だが、あくまでセルフプロデュースの結果だというのだ。1994年5月8日付けの日刊スポーツの連載でも、自分自身についてこう語っている。

 

「20代のころのオレに比べれば、だいぶ自分自身に居心地が良くなった。『泉谷しげるが泉谷しげるになれた』からだろうな。若い時は気が弱くて何でも恐ろしくて、神経質でさい疑心が強くて人を信じない人間でよ」

 

 大勢の人の前で夢や希望を歌うゆえ、自分の内面とのギャップに苦しみ、ドラッグにはまったりノイローゼになったことまであるという。

 

 連載で泉谷は「今でも小心者は治ってねえぜ。憶病だから戦闘的になれるんだろうし、弱さの見えないやつなんて色気ねえだろ」と明かす。

 

『ボクらの時代』で「自分の職業は泉谷しげる」と語っていた泉谷。ミュージシャンとしてよきライバルでもある仲井戸には、初めから泉谷の素の部分が見えていたのかもしれない。

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